こんにちは。

すっごーーーく、寒いですね。

今日も楽しく更新いたします。

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前回の記事では、


私たちは、

自分の望みどおりにならなかったときに、

その相手が悪い!と責めたり、怒ることがある



と書きました。


でも、

1,望みどおりにならなかった

が、かならずしも

3,相手のせい!おこ!

になるとはかぎりません。


あなたもそうではありませんか?


たとえば、受験で落ちても、
宝くじでハズレても、
イケメンに「忙しい」と断られても、

「まあ、しょうがないっか」

ですむこともあります。


いったい、「おこ!」と「しょうがないっか」では、
何がちがうのでしょうか?


◎1つ目のポイントは「期待」です。

まず、期待していると、
期待どおりにならなかったときに、すっごーーーく、がっかりします。

期待しているからといって、
かならずしも「おこ」になるとは限りませんが、

「相手が悪い、間違っている!」と「おこ」になる場合は、
かならず相手に期待しています。



そして、

◎2つ目のポイントは「執着」です。

期待していても、執着がなければ
思いどおりにならなくても、
「まあ、しょうがないっか」とあっさり終わりますが、

その対象への執着がある場合、
すっごーーーーくがっかりしたり、落ち込んだり、
場合によってはワナワナと怒りが湧いたりするのです。

これも「期待」と同じで、
執着しているからといって、
かならずしも「おこ」になるとは限りませんが、

「おこ」になる場合は、かならずそこに執着があります。



たとえば、


・いろいろな話を聞いてあげて、理解してあげたのだから、
ビジネスセミナーの女性は私を上に見てくれているはずだ、と

私は「期待していた」のです。

そして私は、
「人から上に見られること」「見下されないこと」「執着していた」

だから、怒ったのです(そう、私は怒っていたのです)。


・遠征のメンバーに自分を選んだ監督は、
試合で自分を使ってくれるはず、と

長谷部選手は「期待していた」のです。

そして彼は、「試合に出ること」「執着していた」

だから、怒ったのです。


・会社は、ちゃんとルールを守って
真面目に仕事している自分を評価してくれているはず、と

あなたは「期待していた」のです。

そしてあなたは、「会社から評価されること」「執着していた」

だから、怒ったのです。


友達なのだから、ずっと変わらず大事にしてくれるべき、と

あなたは「期待していた」のです。

そしてあなたは、「仲良しグループ」「執着していた」

だから、怒ったのです。


彼氏なのだから、休みの日は会ってくれて、
誕生日は覚えていてくれて、
両親にも会わせてくれるべき
、と

あなたは「期待していた」のです。

そしてあなたは、「彼氏」「恋愛」「執着していた」

だから、怒ったのです。



「こうあるのが当然」「こうしてくれるはず」「こうしてくれるべき」

という期待があると、

「相手がそれをするのが当然であり、正しいことである」

という思考回路になります。


そうなると、そうしてくれず、かつ執着がある場合

「はあ!?なんだと!?

それはおかしい!間違っている!不当だ!」


と思ってしまいます。



私たちは、

「友達ならこうするべきだ」

「彼氏ならこうするべきだ」

「夫なら」「父親なら」「母親なら」「先生なら」

「会社は」「国は」・・・・



あるいは


「約束したのだから」

「法律で決まっているのだから」

「常識なのだから」・・・・


などなど、


「○○なら、こうあるべきだ!」

「○○は、こうするべきだ!」

「○○なのだから、こうして当然!」



とついつい期待してしまいがちです。


たしかに、おっしゃるとおりかもしれない。


でも、実際に、その相手はそうしなかった。

それが、現実です。



「べきだ!」「間違っている!」はそのままおいておいて、

今度は、話の軸をこの「現実」にして

くるっと視点を変えてみようよ
、ということなのです。


続きます。

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このシリーズで長谷部長谷部と連呼しておりますが、

私は野球派なので!サッカーはワールドカップくらいしか拝見しませんし、

長谷部選手ってほとんど顔と名前しか知らないのですよねー。(笑)

下の名前もおぼつかないくらい。

それが、たまたまコンビニで立ち読みしたところ、
書こうとしている内容にぴーったりすぎるエピソードに
出会ってしまったので、助かっておりますー。


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