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昨日の記事で、ルソーの著書『社会契約論』に対する批判・反論のシリーズを始める旨お伝えしましたが、早速、といっても週一くらいのペースではありますが、書いていきたいと思います。

題名は、上記のように、「ルソー『社会契約論』の正しい読み方」にしました。

もっと激しい、ストレートなものにしようかとも思いましたが、あまり感情に訴えるよりも、理詰めで淡々と、ルソー思想の不当性、おかしな点を明確に指摘していく、そんなシリーズにしていこうと思いました。

このシリーズの趣旨は昨日の記事でも書いた通りですが、まず大前提として頭に置いていただきたいことは、マルクス・レーニン主義(社会主義・共産主義)というものは、左翼思想の一部分でしかない、ということです。

従って、左翼思想を破砕するには、マルクスやレーニンの思想を批判することは、それなりに大きな意義はあり、決して無駄だとは思いませんが、やはりしかし、本当に根本から左翼思想を粉砕しようと思うのならば、マルクス・レーニン主義の土台であり根本である、デカルトやルソー、更にはヘーゲルなどの思想を批判せねばなりません。

現在、時事問題その他でみられる、我が國を蝕んでいる左翼思想は、マルクス・レーニン主義というよりも、むしろルソー・ロベスピエール主義ともいうべき、もっと根本的なものです。社会主義・共産主義ではないので、単なる「反共」では通用しない点があり、やっかいなのです。

このシリーズでは、『社会契約論』から、ルソーの思想を端的に表現している箇所を引用し、その引用箇所について「正しい読み方」という解説を施していきます。このシリーズをご覧になれば、ルソー・ロベスピエール主義という左翼思想の根本的な思想が把握でき、同時にそれに対する解毒剤をも入手することができます。社会主義・共産主義とは名乗らなくとも、左翼思想であることを見破ることができ、更にはそれに対する的確な批判ができるようになります。

このシリーズは、このブログでも展開している『憲法学概説』と併せてご覧下さい。保守思想の基軸となる論を展開するのが『憲法学概説』、そして、進んで左翼思想を批判排撃するのが『ルソー「社会契約論」を読む』です。保守には、基軸となる思想が必須ですから、それに対する知識を欠くわけにはいきません。それがあってこそ、左翼思想への批判がより良く理解できると思います。批判や反論のみで基軸がない論は、説得力を欠きます。

皆様のご愛読を宜しくお願い申し上げます。