フォルクスワーゲンの高級4ドアクーペ

New Arteon R-Line 4MOTION Advance
280ps/rpm 35.7kgm/rpmのハイパワー
1984cc 4気筒ターボ
長さ4,865mm 幅1,875mm 1,700kg 
この大きさのボディーをまったく感じさせない。
走り出しから軽やかでスムーズな加速。
静粛性がパサートやゴルフと全く違い静かこの上ない。
路面の凹凸をほとんど感じさせない足の良さ。
後で320dと同じ道を走ってその差が歴然とした。
今まで見た中でも、最高にセクシーなデザイン。
なおかつ節度のある品格が漂い、観た者を魅了する。
アルファロメオ・アウディ・ランボルギーニのデザインを統括したワルテル・デ・シルバが2007年からVWのデザイン統括になってからVWのイメージが変わった。
今回のデザイン統括は、クラウス・ビショフ氏
デザインの特徴は、この流れるプレスライン。
ボンネットの6本はフロントグリルまで流れがつながる。
サイドのボディーラインは後席ドアで内側に湾曲する。
下回り前後左右にクロムメッキ。
4本出しマフラーをさりげなく覆うバンパー。
中でも秀逸なのが、ボンネットが直接フェンダーに被る。
クーペのサッシュレストップの流麗さ。
20インチの超扁平タイヤとブラックホイール。
ライティングも秀逸なデザインとレイアウト。
グリルラインの延長でデイライトとウインカーがつながる。
左右のエアダクトは飾りではなく、前輪ホイールの乱気流の整流に通ずるようにフェンダー内部のダクトにつながる。
パワーシートは左右がしっかりした皮革だが、背面と座面は柔らかいナッパレザー。
アウディと同じデジタルメータークラスターは、中央にナビ画面。高級車に付くアナログ時計。
7速DSG、走行モードによってハンドルの重さから足回りの固さ、マフラーサウンドが変わって走りが楽しめる。
数々のセーフティ機能、アラウンドビューカメラ等、オプションのサンルーフ以外はほとんど装備されている。
営業マンの説明だけで1時間くらいかかる数々のセールスポイント。車の大きさを気にしなければ、ツーリング用として是非買いたいクルマである。