BMW320dツーリングＭスポーツよ！
これまで４年半、沢山楽しませてくれてありがとう。
今日で君とはお別れです。
君とこれまで一緒に走った57,042Kmの旅は、
とうとう終わってしまいました。
今となっては、とても寂しくて悲しいです。
君と私たちはいつも一緒だった。
毎日通勤で駅まで往復したり、
たまに妻を職場に送り迎えしたり、
子供たちが帰省したら駅で出迎えたり・・・
休日は天気が良ければ毎回のように、
１日200～300kmかけて遠くまで行きましたね。
お寺やお城、琵琶湖１周・博物館・美術館・・・
母が亡くなる前に、
なかなか一緒に行けなかった故郷や神社に、
連れて行けたことに感謝します。
どれだけ君は私たちを楽しませてくれたか、
君がいなかったらどこにも行けませんでした。
君の爽快で力強い、安定した走りは、
私たちに快適性や安心感を与えてくれました。
確りホールドしてくれたスポーツシート、
重めだけど路面の情報を伝えてくれる太巻ハンドル、
しっとりとした高級感のある足回り、
高速ではどっしりと吸い付くようなワイドタイヤ、
頑丈なシャシーと分厚く重いドア・・・
自転車も積める大きな荷室、
足先だけで開いてくれるテールゲート、
ゲートはガラスハッチだけでも単独開閉・・・
どれをとっても今までで最高でした。
時には傷付き、どんなに酷使されても、
弱音を吐かず、故障もせず高性能を維持しながら、
力強く私たちを目的地まで導いてくれました。
いついかなるときも、走る喜びを与えてくれて、
本当にありがとう。
君はこれまで公私で私が15台乗り継いだ車で、
最愛の一台になるでしょう。
いまさら感謝を伝えたところで、
その存在を失ってしまった今、
虚しさしか残りません。
君のことを話せば尽きません。
名残惜しいけど、きりがありません。
これからは新しいごご主人様と仲良く、
もっと楽しくて良い旅をしてください。
その最後の雄姿を見せてやってください！
そのＭのエンブレムは伊達ではありません。
今日の日付は奇しくも、君と同じ320でした。
（お別れ前に、最後の記念撮影）