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正しく諦めること,現実を明らかに観る

本日も、コメント欄でのやり取りから生まれた
『気づき』のシェアとなります。


参考記事:
幼少期や半生で『愛の欠落』を経験した人が、人生に愛をとりもどすのに必要なこと


『諦める』『降参する』『手放す』
『許容する』『受け容れる』




スピリチュアルでは定番とも
言えるこれらの言葉。

実はなかなかに誤解を生みやすい
厄介な言葉でもあります。



僕自身、こういう記事を書きつつも、未だに、
『諦める』とか『降参する』には、まだ微妙に
誤解のイメージを拭えなかったりします。



言葉というものの難しいところで、
これらの言葉に限らず、多くの『言葉』は、
使い方によっていい意味にも悪い意味にもなります。



『諦める』『降参する』
という言葉にしても、

『執着を手放す』という意味で
肯定的にとられることもあれば、

現状に執着して、

『変わりたくない』『留まりたい』

といったネガティブなイメージに
とられることもあります。



どんな『言葉』であっても、
言葉そのものよりも、

『その背景にある情報』こそが大事なのです。



どんな人が、
どういう状況の中で語った言葉なのか、


『言霊』
というものは、そこにあります。



『諦める』とは、『明らかに観る』

思念・観念を取り払って、
解釈のフィルターを外し、

ありのままに現実を観る、

という意味にもなります。



これはつまり、自然の摂理に
従おうとせず、顕在意識(マインド)
の思考が暴走する状況の中で、


自分勝手な思い込みで創られた、
その思念のフィルターを外してしまって、

現実を『明らかに観る』ということです。



ものごとを自分(自我)の思うように
コントロールしようとすることをやめる
(諦める)

ということでもあります。



こちらが本当の意味での『諦める』ですが、
この言葉は、例えば、


がんばれば望む結果が得られる、

というような状況の中で、
それをやめる(諦める)

という意味でも使われます。



こちらの場合、自然の摂理に従えば、

モチベーションや衝動とともに
行動が起こって変化すべきところを、

『その場に留まる』という
選択をすることになるのです。




この二つの違いは、何から来るものでしょう?



僕は、

コントロールできないものを
コントロールしようとしてるのか、

コントロールできるものを
コントロールしようとしてるのか、


という違いだと思います。



自分の運命は変えられるもの、

人生で経験することは
自分自身に責任があり、

それは選択できるものだ、


と考えている人に対し、周りの人が、


『諦めなよ』というのは、
いわば毒(呪い)のようなものです。




ですが、

他人の目に映るものを変えようとしたり、
世の中の在り方を変えようとしたり、

そういうことを考える人にとっては、

『諦める』というのは
救いの言葉となるのです。



世の中の在り方、とは、例えば、
戦争や貧困、自然災害の存在など

個人の力でコントロールできない現象が

『起こること』

自体を変えようとすることです。


これは『コントロールできないこと』です。


ですが、自分がそれらの被害に遭うのか
どうかは、コントロールできます。


他人に対しても、自分の在り方を示すことで、
影響を与えることはできます。



でも、他人の経験を
直接コントロールすることはできません。



つまり、この『諦める』という
言葉を正しく使うには、

人生で、何がコントロールできて、
何がコントロールできないことなのかを、
正しく知る必要がある

ということです。



これもまた、『悟る』という
言葉で表現できることです。

『悟る』とは、

自分が人生でコントロールできるもの、
何に情熱を注げばいいのかを知る、

ということでもあるのです。



こういうことは、これまでは親に恵まれた子
や、人生で師に出会えた人、人生経験の中で
自分でそういう境地にたどり着いた人にしか、

実感できなかったことかもしれません。



ですが、これからは、
そういう正しい『悟り』の知識が、

広く浸透していく世の中に
なっていくんじゃないかと思ってます。


もういい加減、人類は
そういうレベルに達してもいい頃ですよね。




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