元広告屋!
色でビジネスを応援するカラーコンサルタント
共感ブランディングプランナー岩崎沙織です
前職が広告屋だったこともあり、
今でもチラシに目がありません
さすがに収集はしなくなりましたが
デザイン・内容ともにまじまじと見てしまいます
勝手に校正もしてしまいます
(夫には、出た、あら捜し!と言われますw)
先月から多いのが塾のチラシ
私にはまったく必要ありませんが、
このチラシが誰に向けて何のために作られたのか?
だからこんな切り口・デザインなのか!
と分析すると、とても楽しい
もはや趣味です
まずは【切り口】の違い
ターゲットがピンポイント
中学三年生や親は、ハッとしますね!
狭く深く攻めるパターン
こちらは春推し!
新学期だから!と環境の変化から必要性を訴えかけるパターン
先の中学三年生に向けたチラシよりも該当者は大幅に増えますが
「今」やらないと!の訴求力は下がるかも(2学期でも、とか来年でもとか...)
お次は【デザイン(色)】の違い
メインカラーが青のチラシ
青は気持ちを落ち着かせて集中力をアップさせる色
集中して勉強に取り組めそうな印象ですね
色彩心理的にも、青は知的・真面目・コツコツのイメージがあるので
塾のイメージカラーでよく見かけます
オレンジは青の反対色
つまり気分を高揚させて行動を後押しする色
成績が上がったら、受験に合格したら、こんなことができる!こんな自分になれる!と気持ちを高め、
理想に向かってよしがんばろう!!となれそうです。
色彩心理的には、仲間やチームで成果を出していくイメージがある色
講師やクラスメイトと一緒にがんばろうというメッセージ性が感じられますね
色やデザインやターゲットとなる年齢層によっても異なります。
中高生対象のチラシは青一色のシンプルなデザイン
青の効果は、、先程お伝えしましたね
幼児や低学年対象のチラシは青をメインカラーとしつつもカラフルな配色やイラスト入りで楽しい印象を前面に伝えています。
こうやって、ざっくり「塾のチラシ」というくくりでも
ターゲットは誰なのか?
ターゲットにどんな気持ちになってほしいのか?
最終的にどんなものを提供したいのか?
によって切り口やデザインが変わってきます。
これはチラシだけではなくHPや日々のSNS 発信も同じです。
誰に届けたいのか?
それが、すべての軸。
そして
それがブランディングの軸にもなるんです。