■2007・1・9業界の動向

クォン・サンウの元マネージャーであり、暴力団出身のペク・チャンジュ(ヤンウニ派の副首領であるベクヨンドゥの息子)が クォン・サンウのギャンブルに絡む事実をマスコミに知らせるとして脅迫し、今後2年間、自分自身を専属 マネージャーとして契約、マネジメント権限の一切を委任させた。「これを破れば10億ウォンを 支払う」という内容の覚書を書かせるなど、恐喝・脅迫したが、

クォン・サンウの告訴で、最終的に拘束。

ペク・チャンジュはマネージャーの役​​割をまともにやらず、いつも自分の背後には巨大な暴力団が
 
いると、クォン・サンウに誇示したが、結局クォン・サンウ側と決別した状態で、

昨年(2006年)末 シン・ジョンファンがカジノで捕まった当時、その場にクォン・サンウも一緒にいたという内容を知り、 これを口実にマネージャーに復帰するため、このような脅迫を進め

覚書を書かした後、マネージャーとして活動しながら、クォン・サンウの同意を得ないまま
独断的に日本ファンミーティング公演を推進したが、クォン・サンウが専属契約解約を通知し 

連絡が途切れてしまうと、「汎ソバン派」ボスのキムテチョンを使ってクォン・サンウを脅迫したりもした。
ペク・チャンジュは彼自身も「神学洞派」組織員出身


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2006・3・24 

■ナイトクラブは俺らが、ルームサロンはお前たちが

-21世紀ヤクザの特徴は全国的連合化


組織暴力団捜査を専担したキム・ヨングァン(41·ソウル中央地検刑事部)検事 は。「21世紀の大韓民国やくざ'の最大の特徴は全国次元の連合化」とした挙げた。

キム検事は 22日 <oh my news>とのインタビューで「競争よりは妥協と共存が有利だと分かるようになった組織暴力団の連合化が 10年以上続きながら結束力が更に強化されている。すべての組織が一つになっていると見ればいい」と説明した。 したがって組織暴力団が一地域で犯罪をしでかして他の地域に逃避しても、全国的に連合化されて
犯人検挙は難しくなっているという。
キムはまた「プルリバゲニング(自白減刑制)が法制化されない状況では、捕まえた組織暴力団が

組織(背後)を自状するのが不利な状況。自白減刑制の導入が必要で、司法改革推進委で論議しているが否定的なようだ」と語った。
キム検事は5年間、大邱地検とソウル中央地検で組織暴力犯罪専担部に勤務した。 彼とのインタビューは 22日午前ソウル中央地検検査室で2時間行った。 次は一問一答要旨である。

●組織暴力団の被害者も協力しない、仕返しが恐ろしいから

- 検事がその気になれば、大韓民国組織暴力団をすべて引っ張れるという話があったが。
「過去はそうだったが今は大変だ。 過去には 組織暴力団というのが立証されれば、すぐ逮捕状がおりたが、今は一般刑事犯と似た基準を提示して拘束できない場合も多い。
たとえば江南に Jナイトクラブという有名な所があって、社長が光州の神学洞派の資金源(金庫番)だった。
 ここは商売がうまくできるから、天井下に壁に沿って階段を利用する2階にルームを作った。 区庁から許可されていないから不法だ。 大きな建築法違反でもないが、当時 2階にルームを作ったことで3人を拘束できた。 検事がその気になればできたし、法院でも令状が出た。 だが、今この事件で令状を請求すれば 90%出ないだろう。 世の中が変わり、こういうことも変わっている。"
商売ができるナイトクラブがあって、その横にルームサロンが 2~3個あったら、過去には一組織が経営した。今は 「ナイトクラブは俺たちが、ルームサロンはおまえらが」と分けて経営する。

 争わないのが経済的にも優れて、組織員もけがをしないから、ずっと有利だということだ

10年以上連合化が続きながら結束力がもっと強化されている。
すべての組織が一つになっていると見ればいい。 そのため、先ほどソウルに逃げだしたという

やくざを捕まえる方法がない。 もちろん 100% 完全に連合されたのではない。 仲間割れが起きる。 最近の釜山斉場事件の場合、チルソン派と反チルソン派、チルソン派に反対する新20世紀派や零度派などが結成して一度対決したことがあるが、稀な事例だ。」

 

ー組織暴力団の捜査自体が難しいというが、どんな点が大変なのか。
長安派、イーグルス派事件の場合、居酒屋の主人に被害者調書をもらう必要があったが、

ほとんど協力しなかった。 それで氷山の一角だけ起訴するようになる。 最初は被害者も何もわからず陳述する。 毎月やくざにいくら与えたと言えば、そのやくざを引っ張れる。

 しかし、法廷へ行くと、店主が言葉を替える。 そうなれば検察はやくざの有罪を立証するために店主を偽証と認知しなければならない。 被害者を被疑者にしてしまう不祥事が発生する。 被害をうけた店主を説得すれば逃げだしてしまう。 店主は仕返しが恐ろしくてそうしてしまうのか

- 被告人捕まえるのも難しいが、ボスを捕まえるのはもっと大変ではないか。
「司法改革推進委員会で 「自白減刑制」 導入を論議している。 被告人と検事が一種の取り引きをすることであるが、一番先に導入しなければならない分野が麻薬と組織暴力団の捜査だ。
この前、ボンチョンドン派の親分が刀でやられた。 私は無期懲役を求刑したが法院では懲役 12~15年くらいが宣告されるようだ。 もし 「自白減刑制」がない状況で 被告人に「お前、組織次元でやったのか」と尋ねた場合 被告人が「副ボスや行動隊長から言われて、私がやった」と言えば被告人は 90% 無期懲役を受けるようになる。 組織的な殺人だからだ。 被告人の立場では背後を話す必要がない。「貸してくれたお金を返さなくて偶発的にやった」と言うのがずっと有利で、

自ら組織犯行だと言わないだろう。アメリカのように「自白減刑制が適用されれば、被告人が自状するという条件で、検事と弁護士は懲役 5年で合議することもできる。

キム検事が扱った主な組織暴力団捜査事件  抜粋
- 海外遠征カジノ賭博と関連し、芸能企画社代表、組織暴力団など 13人拘束

 (2004年ソウル中央地検)
- 200億台の詐欺賭博事件 (2004年ソウル中央地検)
- 暴力組織イーグルス派関連組織員 31人拘束事件 (2005年ソウル中央地検)
- 有名芸能人を含む江南カジノバー取り締まり (2005年ソウル中央地検)


記事抜粋


http://www.ohmynews.com/NWS_Web/View/at_pg.aspx?CNTN_CD=A0000318583