https://news.yahoo.co.jp/articles/47cec71bef3d9d242e5c7b263155d669216f3d2e
AI活用し闇バイト防ぐ…SNSで有害投稿を自動判別
Xとインスタグラム、福井県警が2月からシステム運用
福井新聞
福井県警は、交流サイト(SNS)上にある特殊詐欺などの犯罪実行者(闇バイト)募集
が疑われる投稿の監視に、人工知能(AI)を活用したシステムの運用を始めた。
有害投稿を効率的に抽出し、警告する。
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闇バイト対策として、県警は昨年4月から捜査員がSNSにアクセスするなどして
有害投稿を監視していた。
捜査の効率化を図ろうと、県警のサイバー犯罪対策のテクニカルアドバイザーを
務める安彦智史仁愛大准教授(情報学)に相談し、AIによる監視システムを共同開発した。
AIは、X(旧ツイッター)とインスタグラムで、「闇バイト」「裏バイト」
「口座買い取り」などのキーワードを基に有害投稿を自動判別し、
捜査員が「犯罪の実行者を募集する不適切な書き込みです」と投稿者に警告する。
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2月に運用を始め、4月16日までにXで90件、インスタグラムで26件の警告を出した。
監視に必要な時間は従来に比べ、Xは半分、インスタグラムは34分の1に短縮された
としている。
25日に福井市の県警葵分庁舎でデモンストレーションを行い、
県警の担当者らが有害投稿をAIが抽出する仕組みを説明した。
安彦准教授は「手作業で行っていた業務の効率化に貢献できたら」と述べた。
県警サイバー犯罪対策課の清水昌樹次席は
「今後もシステムの改善を重ねて、犯罪防止につなげたい」と話した。
県警組織犯罪対策課によると、
県警が特殊詐欺事件で昨年摘発した17人のうち、7人が闇バイトに応募していた。
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福井県。。。今年3か月で5億円の被害。。