春だねぇ。

早咲きの桜が

昨日の強風でもう散ってしまって、

センチメンタルな夕方です。

雨粒のついた花びらを見ていると

ふと「桜の涙」を思い出して

鼻歌をうたってたよー。





ここ数日で私はまた

いくつかの人の命の尊さに触れて

直接知り合いではなくても

私の大切な人の大切な人は

私にとっても大切な人で。




東京に来てすぐに感じたのは、

死の悲しみを抱えている人たちは

あえて言葉にはしないけれど

同じ痛みを抱えている者同士どこに行ったって

出逢うようになってるんだなってこと。




たとえ新しく出逢ったばかりの人でも、

その人の大切な人が突然亡くなった時には

それは私のせいだなって、

この出逢いの意味はそれだったんだな、って思う。

いま目の前で悲しんでいるこの人は

いつかの私自身と同じで、

側に居ることしかできなくて、

ごめんね、私と出逢ったせいで

ごめんね、悲しい思いをさせて

そんな風に思うようになった。




変かな、

変かもしれない

でもこれは別に自分を責めるとか

そんな自虐的な話ではなくて、

どんな出逢い方だったとしてもそれは必然で

その人の為に今の私が必要だったんだなって、

前向きに思えるようになったってこと。




めでたいことも

悲しいことも

苦しいことも

嬉しいことも

いろいろ連れてくる

そんな季節。

春だねぇ。





私の歌で周りの人を幸せにしたい。

あの子の命が歌える人間になりたい。

いつか私がまたこれを読むだろうから

改めてここに書いておこう。


2018.3.16
















桜の涙


そんなに元気ない声でどうしたのなんて

キミに聞いても意味ないことだって解ってる

大丈夫って口癖は強がりなんだって

キミはいつになれば気付くだろう


笑ってる顔もやっぱり好きだけど

いつか必ず アタシが泣かせてみせるわ


キミの涙は綺麗すぎて

目を逸らしてしまいそう

桜の花びら零れ落ちる

気付けば頬に触れてた

キミに恋してる


最初に話した言葉は何だったっけって

お思い出したら可笑しくて笑っちゃうくらい

手探りでぎこちなくって それが今では

友達以上、恋人未満


誰も知らない本当のキミを

誰より早く アタシが咲かせてみせるわ


キミの香りは心地良くて

側に居たいと思った

桜の木の下 笑い疲れて

ふと目が合った瞬間

本気になってた


キミの涙は綺麗すぎて

目を逸らしてしまいそう

桜の花びら零れ落ちる

気付けば頬に触れてた

キミに恋してる

桜の花びら









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