前回のブログ、読んでくれてありがとうー。
今日は「壊れないように」について。
この曲は経験談から描いたのではなく、こうできたら、こうなったら良いな、と言う願望の曲。
シングルではなく、アルバムの中にひっそりと存在して、ある一定の人から好かれるような曲になると良いなぁと言う思いで作りました。
これは夢か現実か、モノクロの世界。
ガランとした部屋にピアノだけが黒く光り佇んでいて、大きな窓と風に揺れる白いカーテンだけが外の世界との繋がりを感じさせてくれる。
意味ありげな一輪挿しの花瓶や、黒猫がふっと横切っても面白いかな。
二人は両想いなのか、一方が恋愛感情を抱いているだけなのか。強い願望が幻覚を見せて、現実と夢の狭間を生きているのかもしれません。
それはサビの歌詞からも解るように、
"壊れないように 君の笑顔が
壊れないように 抱き締めていた
壊れないように 焦らしてみても
本当は君を めちゃくちゃにしたい"
本当に君を抱き締めていたのか?
焦らすと言う表現が当てはまる関係なのか?
同じ言葉を繰り返すことで危うさを帯びた特別な感情が、最後の"めちゃくちゃにしたい"に込められている。
一言でいえば「変態の曲」です。笑
そんな「壊れないように」をピアノで表現してくれたのが石田麻由子さん。
この曲を弾いて貰うに当たって、ボーカルディレクションのわみさんと三人で時間を作り、ここだけ決まりがあるけれど後はフィーリングで、など事前に作品のイメージ共有をしました。
ボイトレではわみさんと何通りもの「壊れないように」を試して、それがあまりにスリリングな体験で、"自分を信じて自分を壊す"と言う作業を繰り返しました。
なので麻由子さんとの録音では何の不安もなく。
お互いの波に乗ってのまれてを楽しみつつ、空気感を研ぎ澄ますためにあまり麻由子さんと合わせることもせずレコーディングに臨みました。
テイク3だったかな、、これ以上のピアノもこれ以上の歌もないと達成感に包まれたのを覚えてる。
初めて一発録りに挑戦しましたが、贅沢に時間を使うことなんだと学びました。
歌詞に英語を使うことも、サビで言葉を繰り返すことも、今までの私には珍しい曲で、
最初は弾き語りでしか歌ってなくて、そのうちに誰にも渡したくない自分で弾きたいと思った初めての曲で、
私の新たな一面に出会えた曲。
皆さんもテレビの向こうの俳優さんや、アイドルさんや、近くに居ても想いの届かないあの人を思い浮かべて、変態パワー全開で聴いてみて下さい😋❤️
それじゃ今日はこの辺で、
またねーーー🐾
2019.4.5(金)
北参道ストロボカフェ
「おとのなるほうへ」
OPEN 19:00 / START 19:30
2800yen (1Drink込み)
muu / call....it sings / 矢舟テツロー / 皿屋恵
2019.4.14(日)
心斎橋Live bar N
「ただ会いたくて、春。~たこパしよ~」
open 18:30
start 19:00
charge ¥2500+別途1drink
こんそめぱんち☆木村
佐合井マリ子
皿屋恵と廣瀬武雄
※振る舞いたこ焼きあり。
2019.4.30(火祝)
北参道ストロボカフェ
「オトノアリカ」
OPEN 18:30 / START 19:00
2800yen (1drink込)
Draw / 森と林 / 皿屋恵 / 粟生田水葉
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黒電話があっても良いね
最近行った清澄白河の様子はインスタにて👍