「 私のやり方に文句がある方にはこう言いたいです。同じことをやってみてください。もし真似をできるのなら、真似をしてみてください」

「私は私にしか歩めない道を切り開いてきました」


先日行われたAKB選抜総選挙で
見事8位の座を獲得した
惣田紗莉渚のスピーチ中の名言である。

彼女がそこまで力強く言い切れるのは、
デビューから今日まで、
一時もブレることなく己の信念を貫いてきた自信からである事は言うまでもない。


その結果、お披露目からわずか4年たらずで
握手会の人気はグループ3番手。
歌番組では、少ないカメラ割の中で
視聴者に強烈な視線のビームで訴えかけたと思えば、


数少ないとはいえ、出演したバラエティー番組では
周囲の女子やメンバーを敵に回すことも恐れぬ
我が道を行く爆弾発言で確実に爪痕を残し(笑)、


そして
彼女が一番大切にしているファンとの触れあいの場である握手会では
会いに来た1人1人のファンに対して
全身全霊、満面の笑顔で感謝の気持ちを現す。


そして何より記憶力がいい。
一度会いに行けば大概顔は覚えている。
何回か行けばその後はほぼずっとニックネームで呼ばれる。(笑)
そこで一気に彼女との距離が縮まったように感じ、
一度足を運んだが最後、また会いたくなる。
またあの笑顔が見たくなる…。
(経験者は語る。爆)


2006年AKB48の3期生オーディションを受け、最終選考で落選。
高1から高3まで3回、宝塚音楽学校を受験。
高3の最後の受験の時には最終審査まで行くもまたもや不合格…

ずっとずっと一途にアイドル、舞台女優の夢を追い続け
2013年11月10日、「第1回AKB48グループ ドラフト会議」において、SKE48・チームKIIに第5巡目で指名されるまで苦節6年。



アイドルとしてはかなり厳しい20歳からのデビューという、年齢的なコンプレックスもあり、
1日も早く表舞台に這い上がるんだとの気迫と情熱、そして人一倍の努力が実を結び…

遂に第9回総選挙では第8位。総選挙初選抜入りを果たすという快挙に至った。


彼女の当日の熱のこもった見事なスピーチは大反響を呼び、
突如AKB選抜に踊り出たSKEのシンデレラガールにネットニュースやSNS上でも話題が渦巻いた。
「惣田紗莉渚って誰?」と。

中には否定的な声も多く見受けられたが、
我等ファンにとっては上等、上等。
人気が出た分アンチが増えるも当然の現象。
言うだけ言わせておけ、である。

何故なら、私達サリナーズは
それまでの彼女の頑張りを痛いほど良く知っている。


数多くメンバーがいるグループの中で、
一際与えられた数少ないチャンスの中で、
どうやったら頭ひとつ、ふたつ前に出られるか。
どうすれば華やかな表舞台に一歩でも近づけるか…。

さりーは日々悩み考えながら、
僅かな与えられたチャンスを無駄にせず
ひとつひとつの仕事の中で
ただ、がむしゃらに、なりふりかまわず行動してきた。

その熱は
SNSやテレビの画面、握手会を通して我々ファンに確実に伝わった。

時には「これってちょっと行きすぎ?」

と思われるものも確かに中にはあったにせよ。苦笑


だが、握手会から這い上がるのは決して邪道なんかじゃない。
アイドルとしてただ当たり前のことをやっただけ。
アイドルは、人に元気や夢を与える仕事。

確かに特別可愛いわけでも、飛び抜けたオーラがあるわけでもない…かもしれない。

だが、

彼女は人一倍人を喜ばせる才能がある。


松井珠理奈が持って生まれたスター性とパフォーマンス力で人を魅了するタイプなら、
惣田紗莉渚は人の心をほぐして笑顔にする癒しの達人である。


ただ、この二人の共通項は
何より自分が抱く夢に対してまっすぐなこと。1mmたりとも自分の信念にブレがないのだ。
そして、努力家で恐ろしく負けず嫌い。(笑)

惣田紗莉渚の強さの理由はそこにあると私は思う。

百聞は一見にしかず。
疑問に思う人は一度騙されたと思って是非握手会に行ってみていただきたい。

惣田紗莉渚は握手がスゴいという噂はどこまで本物か。

それは、たった一度きりの握手で一瞬にして心をわし掴みにされた私が自信をもってお勧めする。(苦笑)


ずっと珠理奈単推しで終わると思っていたこの私が、不覚にもいとも簡単に落とされたのである。

他メンバーとも何人か握手をしたことはあるが、さりーはそれのどの対応とも違い、終わった後の後味が全くの別格なのである。

誰が反論しようと、私の中では現時点で
グループの中での握手対応はさりーがNo,1だと思っている。


②につづく。