のりくライド2 | ロードで遅く走ってもいいじゃない

ロードで遅く走ってもいいじゃない

ロードバイクで起こったあれこれをメインにダラダラ書いていきます。
荒川CRをメインに、飯能や奥多摩方面に登りに行ったりしています。

こんにちは、さ~くです。

前回のあらすじ。
乗鞍スタートすらしていない。


乗鞍の駐車場でカキさん達とやっとこさ合流。
お待たせしました~
早速ロードを組み立てます。

きっしー「あ~~~!百式さん瞬間接着剤ってありますか?」
さ~く「お?なんだどうした?」
百式さん「さすがに瞬間接着剤はないですね」
きっしー「ですよね、どうしようアイウエア壊れてる」


専用のハードケースに入れていたハズなのに、根元からポッキリいってる。
これは修復厳しいな。アイウエア無しは登坂中は問題ないとしても、ダウンヒル中がちょっと不安かな?
ここにきてまだトラブル続くの?

yoshiさん「タイヤの空気は限界まで入れないほうがいいですよ、上に行くと気圧の差でパンクするので」

あ~なるほど、渋峠や富士山のときは気にしませんでしたが、確かにそうだわ。
エコーラインを2度も登っているyoshiさんの助言に従い、タイヤの空気を少し抜いておきます。
2700m越えの高所、何があってもおかしくないので、最悪のケースを想定して対処しておかないと。


全員の準備が整い記念撮影。おそろいのチームジャージでの初ライドなのでテンションが上がります。
・・・ところでカキさんからポーズの指定があったんですが何これ?

カキさん「私の好きな格闘家のポーズです」
きっしー「ワンピースのポーズかと思いました」

これ他のライドでもやるの?
さて、いよいよスタートです。

カキさん「遅くなると雨が降ってくるので16:00に駐車場に降りてこれるよう各自DNFの判断をお願いします」

ん~~現在12:30、頂上までが大体20km。平均斜度が6%位?私の登坂能力だと6km/hで登るのが限界だなぁ
ちょいちょい写真撮影やら休憩やらで停車することを考えると、3時間半はかかりそう。
そうなると頂上に到着するのは16:00ごろかなぁ
まぁ皆が下ってくる頃には頂上付近にいるだろうから、無理言って最後まで登らせてもらおう。
基本的にダウンヒルでスピード出さないし、土砂降りの富士山とか登ってるので「アイツならほっといても大丈夫でしょ」って思われるかな。

さて、みんな揃ってのスタート。カキさんが動画撮影のために後ろにつきます。
ある程度一緒に登り、撮れ高十分かな?ってポイントで私はスローダウンして皆を見送ります。
あら?百式さんも皆と一緒についていく?過去一緒に走ったときは坂は苦手そうだったんだけど、長い坂が続いた方が得意なのかな?


いつもの一人旅。ヒルクライムは遅いけど嫌いではないので楽しんで登ります。
周りのペースに合わせてスタミナ切れを起こすよりも、自分が楽に登れるペースを維持するのが遅い人がヒルクライムを楽しむポイントです。
序盤はyoshiさんから聞いていた通り斜度は緩め、何人かのローディーにパスされますが、気にせずゆるゆる登ります。
もう1km/hくらいペース上げれると違うんだけどなぁ・・・・おや、あのジャージは

さ~く「休憩ですか?」
百式さん「体力が持たなくて」
さ~く「了解です、先行ってますね~」

やっぱりあのペースについて行くのはキツかったかな?
百式さんをパスして先に進み、九十九折の度に後ろを確認しますが、追いついてこなさそう?
この間、斜度のきついところを避けてジグザグに登っている人にパスされるのですが、対向車がきたら危ないよ?
三本滝レストハウスに到着。

マイカーはここまでかな?道路にカラーコーン並べて通行規制してる。

さ~く「ここって時間制限とかあります?」
監視員「18:00までには降りてきてください」

ふむ、流石にそこまでは掛からないと思う。この辺りから小雨がぱらついてきます。

 


ここからは中盤の難所、連続の九十九折、斜度もエグくなります。
yoshiさんからここを抜けて山荘まで行けば後は楽になるって聞いているのでひたすら耐えて登ります。

 


さっきのジグザグに登っている人をパスして途中休憩、上から下ってくる人たちの「この区間が一番キツかったよね~」の会話を聞いて、ここを越えれば楽になると希望がわきます。


位ヶ原山荘到着。
この時点で渋峠や富士山五合目よりも標高が高い。

 


立ち止まると軽い立ち眩み、空気が薄いからなのか?標高の高さを実感。
景色は三本滝レストハウスを越えると多少視界が開けるので見ごたえはあるのですが、エグい斜度のせいで楽しむ余裕無かったw


この写真伝わるかな?泣きたくなるような九十九折の連続です。

残りは6km、現在の時間は14:38なので、15:30~16:00には頂上に着きそう。ほぼほぼ予定通りのペース配分。
「最後まで登っちゃいます」とメッセージを送信。既にカキさん、チホさん、あっつさん、yoshiさん、きっしーは頂上にいる模様。
休憩もそこそこにリスタート。
ここからは残雪が目立ってきます。
頂上付近ではこの時期でもスキーが楽しめると、スキーヤーが結構訪れているみたい。



既に雲の中に突入しているので視界は悪く、雨も気持ち強めになったり、止んだりを繰り返します。

渋峠の雪の回廊とはいきませんが、雪の壁と一緒に撮影。

 



さて、あと一息といったところで目立つピンクと緑のウインドブレーカーを含む4人が降りてきます。

チホさん「さ~くさんDNFだよ」


つづく