受け継がれる思い~染替え編~ | 「着物をもっと身近に」染太郎のブログ

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札幌で着物のしみ抜きや染色などをおこなう悉皆屋(しっかいや)野口染店舗の5代目染太郎です!「着物をもっと身近に」をモットーに日々奮闘中!!

 

皆さんこんばんは


染太郎です!


いきなりですが、


悉皆


どのように読むわかりますでしょうか?


僕も家業に携わるまでまったく知りませんでした。。。


正解は・・・・・


しっかい

と読みます。



辞書で調べると

悉皆(しっかい)とは【ことごとく】【すべて】という意味で出てきます。


着物のシミ抜きやお直し、洗い張り、洗い、染替えなどをおこなう弊社のような仕事を悉皆屋と呼びます。

 

今回ご紹介するのは、まさに悉皆屋ならではの加工事例です。


 ご依頼いただいたお着物は、お客様のご祖母様がお母様へ嫁入り道具として誂えたという思い出のお着物です。


ビフォー

 

何度もお召しになられたので、年数とともに汚れやシミが目立つ様になってしまい、着用ができなくなってしまったので、ご相談にご来店いただきました。



アフター

  

もともと地色は淡い水色でしたが、派手さを抑えるため柄の雰囲気に合わせて、黄緑色で柄を活かす染め直しをしてさらに上から2色の吹雪染めをしたことにより変色したシミがほとんど目立たなくなりました。

ビフォー

  

そして、柄の中にあった変色したシミを目立たなくするために、金彩加工を施しました。

アフター

  

 八掛の色も表地に合わせて色合いを変えて仕立て上げると、柄の雰囲気はそのままに、思い出のお着物が新たに生まれ変わりました。

 

お客様に出来上がったお着物をお見せすると大変喜んでくださいました。

 『人生の感動にお手伝い』



  弊社の合言葉です。




お客様の声~感動エピソード集~はコチラからもご覧いただけます!


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