私が見てきた乃木坂ライブ。
 

今まで一番全盛期を感じたのは2017年の初ドームでした。

2017年と言えば、橋本奈々未さんが卒業した年であり、インフルエンサーでレコード大賞を取った年です。

 


 

 

2017年のドームは推しの居ない中、非常に客観的にしかもアリーナ前列9列目という私の乃木坂史上最も良席での参戦でした。


 

プロジェクションマッピングを使った美しい舞台、セトリも素晴らしい内容、6年目にして最高のライブだったなという印象です。

 

3期生はこの年に実質的なデビューを果たし、既に大物期生の片りんを見せてくれていたステージでした。


 

 

あれから6年。

今年の神宮は3期生がキャプテン、リーダーになりグループを引っ張る存在になり、

4期生が圧倒的なオーラを放てるユニットになりました。

 

前置きがいつものように長くなりましたが、今年現場と配信で観た神宮ライブをファン目線で(プロのレポは沢山あるので。。。)書いてみます。

 

私が現場に入ったのは初日、825日(金)です。


 

 

全国を回ってきたセトリはほぼコアな部分が確立させていて、熟成された内容でした。

 

4日間のセトリを貼ります(Xより引用させいただきます。いつもありがとうございますm(__)m

 


 

今回のツアーは新シングル「おひとりさま天国」でセンターに抜擢された5期生井上和さんをところどころでフューチャーした内容ですね。

 

和ちゃんの持っている天性のオーラとパフォーマンス力は誰もが認めてきたと思います。


 

 

1期ヲタクの私としては個人的に22年デビューイヤーから白石麻衣さんを超える存在になれる逸材だと言い続けてきたので、今回センターは満を持しての納得の抜擢だと思います。

 

神宮では既に非常に落ち着いてMCやパフォーマンスをこなしていて、とても2年目のメンバー、18歳とは思えない堂々とした存在感を放っていました。

 

そして今回のツアーはそれだけではなく、セトリ構成はオール乃木坂で闘うぞ、という意気込みを感じるバランスのとれた内容だったと思います。

 

乃木坂には今、期性というユニットくくりがあり、さらにアンダーや、個性的な個別ユニットがあります。そして、それぞれに割り当てられた素晴らしい楽曲と振り付けがある。

 


 

 

 

これは201415年神宮で初代キャプテン桜井玲香が言っていた、「乃木坂らしさとは」「今は勝ちたいと思う」というメッセージを具現化した乃木坂の強みになっているなと感じました、

 

つまり、乃木坂はファンが楽しめるシーンのバラエティが豊富であるわけです。

 

それが乃木坂らしさになった。

 

もう、乃木坂は単にかわいい子が沢山いるグループではありません。

 

ライブが凄い、楽曲が凄い、パフォーマンスも美しく、力強いグループになったのです。

 

そして5期生の存在。

 

まだ2年目の11人は、あるメンバーから「アベンジャーズ」のようだと言われています。

つまり、2年目にして11人にオールスター感を持っている、正に奇跡の期性だと思います。


ミーグリ完売率を見ればわかりますね。

 


 

 

ファン目線から見た、乃木坂ライブの楽しさとは。。。

 

今回改めて何故乃木坂ライブは楽しいのかを考えてみました。

 

それは。。。

 

⓵新規ファンも、古いファンも一体になれるライブの仕掛けがある。それはペンライトを統一してみたり、コールを合わせてみたりすることがすぐ簡単にできるから。あまり古いヲタクたちが複雑なものにしてこなかったのが良かったのだと思います。アイドル現場を作っていくのは、どこまでも運営ではなくファン。乃木坂ではファン主体で作ってきた、緩いルールがGoodでしたし、それを踏襲しながら少しづつアレンジしていく今のファンも素晴らしい存在だと思います。

アイドル現場ではアイドルだけが主役ではありません。アイドル、ファン、運営の協力的な演出があってこそですから。

 

 

⓶ライブ前に物販や写真トレード、フラワースタンドエリア見学、集合写真撮影等のヲタ活で楽しめる時間がある。これは実は非常に大きな要素であり、始まる前にファン同士が初めて会うTwitterX)で知り合った人と交流することで満足感が高まる。

神宮では東京の聖地巡礼や、乃木坂駅の生誕・卒業ポスターなどを見ることもヲタ活を楽しむ要素になっていますね。


 

 

⓷ファンの民度が程々に高い。何故程々というかというと、100点を取れるアイドル現場はなかなかありません。しかも結成12年を経過しているグループです。厄介と言えば結成初期の方がはるかに厄介事はありました。今は非常に平和だし、民度は程々に高い。これがとても重要なことななんだと思います。

 

 

最後に。。。

 

千秋楽、梅澤キャプの「私たちが乃木坂46です」の力強いメッセージがありました。

 


 

 

いろんな解釈があるでしょう。

 

私の解釈は…


「今の私たちが先輩たちから大切なものを引き継ぎ、そしてそれを発展させている乃木坂46です。まだまだ坂道を上ります」

 

正に今の乃木坂は2度目の全盛期に向かって進んでいると感じた12年目の神宮でした。


 

 

 

 

追伸1

 

25日の神宮で横に座った2人の男女のヲタク、恐らく大学生です。

私に誰推しですか?と気さくに声をかけてくれて、「アルノです」というと生写真をくれました。「一期一会ですから!」と。

こんな素敵な交流が私の今年の神宮のハイライトになりました。。。


 

追伸2

今年のライブ演出。

個人的には何も問題はなかったし、むしろ楽曲をより聴かせようとする内容でした。

トロッコなどによるファンサービスも安心・安全でした。

ライブには参加せずに卒業していったあのメンバーのおかげですね。。。(泣)


ありがとう。