ブルート通信を毎月2000部発行し、そのポスティングをやり始めて6年が経ちました。
ポスティングは、辛いといえば辛いです。
夏の暑さは辛いです。軽い熱射病になります。
冬は楽です。
これを持って歩けば良い運動になりますから、身体は自然とあたたまります。
ポスティング経験者は結構います。
けれど、やり続けている人は、あまりいません。
なぜなら精神的に辛いからです。
労力ほどに効果はありません。
職業差別もあります。
玄関先に人がいれば挨拶をします。
横柄な態度で対応されるときもあります。
何様だ、と思いますが、自分こそ何様だ、という話です。
これも修行だと思い、頭を下げます。
ちなみに私の6年間の経験では、来訪者に横柄な態度を取るところで、繁盛店はありませんでした。
反面教師にしないといけません。
ポスティングは、接客の鍛錬にもなります。
いかに相手を不快にさせず、かつ読んでいただけるか。
最初の2年で、ぶるーと整体院周辺のすべての家に配り、傾向を探りました。
時には辛い思いをしたこともあります。
次に、ゴミ箱直行確率の低そうなところを選別し、少し間を置いて再度行きます。
毎月内容を変えているので、同じところにも配りやすいのです。
有り難いことに、集めてくれている方も。
コロナ禍以前は地下鉄で名古屋中を回っていたので、ブルート通信を何百部も詰めこんだリュックを背負って移動していました。
ある日のポスティング終盤のこと。
製菓会社の社員の方が労ってくれて、空っぽになった私のリュックにお菓子を詰め込んでくれました。
ポスティングは、楽しいといえば楽しいです。
写真も撮れるし、考え事もできる。
辞書の語釈も覚えられます。
そしてたまにはお菓子ももらえる。
辛いと思うことを楽しいと思えば、人生は楽しいことだらけになります。


さて、ぶるーと整体院、遠方からの来訪者が激減で、暇で困っています。
「潰れそ〜助けて〜」
このセリフを知っている方は市場木町マニア!