1月26日(木) 領土に関する特命委員会が開催されました。
1月2日から3日にかけて尖閣諸島に上陸した仲間均石垣市議、中嶺忠師石垣市議、新藤義孝参議院議員から報告を受け、議論をしました。
仲間市議は「海保が24時間警備している事で辛うじて日本による実効支配が守られている事は感謝している。しかし、石垣島からは20海里で外国船舶を逮捕しているのに、尖閣諸島に関しては50メートル以内でも拡声器で出て行ってくれと警告するだけ。ダブルスタンダードで、問題である」と述べました。
尖閣諸島について現在の問題点を整理すると次の点があげられます。
1)実効支配をしているものの有効活用できていない。観光資源として
活用すべき(豊かな漁場であり、ダイビング観光にも向いている)
2)漂着ごみ(韓国、中国等から)
3)絶滅危惧種24種(センカクモグラ等)の保全(ヤギに生態系が荒されている)
4)島内各所で崩落が見受けられる。低潮線保全地区の整備が必要
5)EEZの起点(尖閣諸島で8か所。命名済、命名中、未命名がある)の保全
そこで設置が必要なものとして次の物があげられます。
1)避難港(早い船で宮古島から5時間 通常14時間かかる)
2)灯台(昭和53年に私設されて3番目のものがあるが古く小さい)
3)電波の中継所(船同士連絡はできるが、島と連絡が取れないので危険)
4)気象台(海の状態の予測ができず対処できない)
領土問題に関しては自民党時代にもきちんとした対応をしていたとはいえませんでした。環境の問題からも尖閣諸島の視察をする必要があると考えています。
また、次の選挙では、党として、国家主権 領土を焦点にしていくつもりです。