本日午後、福島県郡山市で自民党福島県連主催の政経セミナーが開催されたが、講師として菅前総理が来場され、佐藤も出席した。


菅前総理はいつもの朴訥とした口調で、まず初めに安倍元総理の官房長官を務めた当時やご自身が総理をされた当時の思い出話をされたが、東日本台風の被害対応、新型コロナ対応ワクチンの接種率向上、携帯電話料金の値下げ、ふるさと納税の制度改革とそれによる増収の成功など、幾多の決断とその度のご苦労のほどがうかがえた。

福島県に関しても、福島第1原発のALPS処理水の海洋放出を現実的解決策として選択されたことは、かなりの覚悟が必要だったのではないだろうか。


また、菅前総理は少子化問題についてもお話をされ、不妊治療の助成額増加や出産費用への保険適用など、子供を産みやすくする環境構築へのご自身の考えを示された。

 

総理大臣としての重責を果たされた後もなお国の将来を憂え、思いを巡らすお姿は流石である。