実は年末、紅白歌合戦を見ながら

自分、どうした?

というくらい今後の自分と照らし合わせてしまっていました。


照らし合わせるなんておこがましいですが。


ちなみにあえて

分析するに

音楽をクリエイトする人の多くは、

自分の内面と向き合いながら歌を生み出したり

パフォーマンスをしている。


私は50を過ぎてもまだまだひよっこで

映画を解説するという

人の作ったものをあーだこーだと偉そうに語る立場。


それでももうすぐこの仕事を始めて30年に近づいているので

志のある友と後世に何かを残せたらと思って

「映キャン」も4人で始め。


ただ紅白でいうところの

「THE LAST ROCK STARS」のようにカリスマ性があるわけでもなく

桑田佳祐さん達、同学年ミュージシャンが集まって

自分たちをディスりながら楽しくセッションする

「時代遅れのRock'n'Roll Band」みたいなものを作りたくても

上手くいくのだろうか、と考え込んでしまい。


そもそもグループ活動が得意ではない私

酒もタバコも飲めないインドアでして

映画ライターの方々を映キャン!メンバーと共にとはいえ

まとめることって出来るのだろうか、

と桑田佳祐さんの顔を見つめておりました。


話しっぷりを見ていると

桑田佳祐さんって、皆をリスペクトしてるのが

言葉の端々に感じられる。


しかも作った曲を聴いていると、それぞれの見せ場をしっかり作ってる。


なんてったって、ゲストミュージシャンでドラムで参加した

大友康平さんがすんごく嬉しそうだ、笑ってるぞ!


こんな風に伝えたいメッセージがしっかり届く映画賞にしたいな。


みんなで今年から始動する

「女性映画記者賞」(仮)について年末は悶々と考えていた中で

紅白を見てなんとなく感じたのは

リスペクトし合える関係で互いの長所を活かせたら

連帯できるんじゃなかろうか、と。


映画の良さを伝えるはもちろんだけど、残された人生で

映画を好きな人達が少しでも自分の居場所を感じられ

自分の能力が発揮できる映画作りや

映画紹介ができる場づくりが出来たらいい、

今年をスタートに

私のやり残し映画人生の始まりかもしれません。


やるぞーっい!