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野菜寿司を見つけると食べずにはいられない。

シャーロット、高菜、椎茸

茄子が品切れだったのが残念だった。

職人気質のマスターの言葉の端々からは、とっくに腹をくくった感じと、その信念の強さから簡単に人を寄せ付けない威圧感みたいなものを感じる。

が、その話を余裕に聞き流すカウンターの富裕層的常連さんとの会話を見ていると、いつの時代も切っても切れぬものがあるのだと感じた一幕だった。

価値観ってのは、沢山あるからこそ面白いのであり、全てが一つの方向だけを向いていたら価値になりうらないのではないだろうか…とふと考えた。

時と場合、個人と集団でも判断は違ってくるかも知れないが、自分はこのマスターの握る寿司や作る料理をまた食いに来たいと思った。