運転中のクラッチって、こんな感じ?! | らな

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湿式クラッチって、クラッチ板がオイルに浸っていると聞きますよね。
実際、ギアオイルを交換する時には、注ぎ口から結構な量を入れます。
オイル点検窓がある車種なら、クランクケースの底(オイルパン)にオイルが溜まっている状態がイメージされ、何となくですけど、走っている時もクラッチは少しは浸っているように思っていました。

違うやん!(笑)

このミナレリのAM6エンジンはオリジナルとは随分と違っていますが、運転中の湿式クラッチが、どのようにオイルと接しているのかがよく分かりました。
少しだけ浸ってたけど、ブンブン回る時は浸るような量は溜まっていなくて、引っ掻き回されています!
適当に浸ってるんじゃなくて、やっぱり循環系からの供給に頼ってるのね。
そう思うと、クラッチハウジングやプッシュプレートに開けられている細かな穴が、色んなサイズや向きになっていたり、放射状の溝が切られていたりするのは、中心部に供給されたオイルが外周部へ遠心力で広がる時、均一に、速やかに通るように工夫されているんだろうなぁ〜。。

だから、クラッチは適当に浸っている訳でなく、適切な循環を保つために必要なオイル量が設定されているのでしょうね。
なるべくちゃんと計って入れようっと。(笑)

それと、2ストのギアオイルなんて 何でもいい!とか聞きますが、それなりに過酷な使われ方してるやん。
自分が信じるオイルを使おうっと。(笑)