現WindowsチーフがXbox部門のボスに就任する模様 | みらいマニアックス !

現WindowsチーフがXbox部門のボスに就任する模様

MSのCEOであるSteve Ballmer氏は、現在のWindowsチーフであるJulie Larson-Green氏が、Xbox部門を含めて、MS全体のハードウェア・エンジニアリングを引き継ぐことを検討している。

現在Larson-Green氏は同社のWindows製品を担当している。Larson-Green氏はOffice XP、2003、2007のUI設計を主導し、さらに2009年にはWindows 7のロンチを管理した。最近ではWindows 7よりも複雑であった​​Windows 8のロンチを監督している。

これは同社のリストラ計画の一環であり、早ければ来週にもBallmer氏が発表すると見られている。6月のレポートによれば、Ballmer氏の計画はMSを「デバイスおよびサービス」に会社にすることに焦点を当たものであり、そこではMattrick氏が大きな役割が与えられるとのこととされていた。

今、それは明らかに問題外だ。Mattrick氏は昨日MSからの退社を発表し、来週にはZyngaのCEOとして引き継ぐする態勢を整えている。


NS: Joystiq  Report: Ballmer to make Windows chief new head of Xbox division


みらい的コメント:


前の記事「移籍したDon Mattrick氏に、Zyngaが出していた破格の待遇が明らかに 」とあわせて考えると、今回のMattrick氏の移籍は、ZyngaがMattrick氏を強引に引き抜いたという図式が事実に近いようだ。

もっともこれとは逆に、次のリストラでMattrick氏がパージされるという噂もあるにはあったので、Ballmer氏がどのような処遇を考えていたのか、本当のところはわからないのだが。

Xbox部門のボスとしてBallmer氏とLarson-Green氏のどちらが良いのかは判断しにくい。
だが部門の重鎮が既に去った以上、大ボスBallmer氏のエンタメ指向がさらに色濃く出るだろうことは疑いようがない。

いずれにせよZyngaの引き抜きで、Xbox Oneの将来はさらに混沌としたものになってしまった。
運がないことだ。