ミュージカル「ボディガード」公演パンフレットより。
フランク・ファーマー役:大谷亮平さん
レイチェル・マロン役:新妻聖子
撮影:HIRO KIMURA
提供:ミュージカル THE BODYGUARD 2020 日本公演 実行委員会
http://bodyguardmusical.jp/goods.html
2020年上半期、新妻聖子にとってのメインイベントはミュージカル「ボディガード」への挑戦でした。
産後初の舞台。
久しぶりのミュージカル出演。
撮影:岸隆子(Studio Elenish)
幼少の頃から憧れ続けた、あのホイットニーヒューストンの名曲の数々と真正面から向き合う大作。
自分史上最もダンスやショーシーンの多い役柄。
昨年1年間苦しみ続けた喉の不調からの脱却。
育児との両立で駆け抜けた稽古期間。
愛ある指導者と仲間に導かれ、2020年3月に大阪で開幕。私は合計二回、お客様に舞台を観ていただくことができました。
その後の公演は全て中止となってしまいましたが、この経験から、新たに発見できた事があります。
「舞台に出演する」というのは、当然のことながら本番のステージに出演する事が全てだと思っていたけれど、「経験」としては稽古が5割で本番が5割…いや、もしかしたら稽古の方が多くを占めているのかもしれない。そんな風に感じたのです。
というのも、本番の機会が絶たれた事で、私の中に積み上げたレイチェル・マロン役の全てが消えてしまったわけではなかったから。
約2カ月の稽古期間中、あがいてあがいて、転んでは立ち上がってを繰り返した(一人では立ち上がれなくてキャストやコーチに引っ張り上げてもらった事の方が多かったけど)そんな日々こそが、私の2020年版「ボディガード」だったのだと。
もちろんたくさんのお客様に観ていただくことで得られる喜びや新たな成長があればなお良かったのですが、それはいわばプラスアルファのご褒美のようなもので。
あのチームで歩めた稽古期間こそが今年一番のギフト。今はそう思えます。
だからもし「再演」が叶うならば、この2020年の「初演」の経験を誇らしく胸に抱いて、また新しいスタート地点から高みを目指そうと思えるのです。
そして!再演を待たずして、とてもスペシャルなお知らせがあります。
来週土曜日7/18のフジテレビ「ミュージック・フェア」で、劇中歌を歌わせて頂けることになりました!!!
ミュージカル「ボディガード」は、ご存知あの大ヒット映画「ボディガード」が原作。音楽もほぼほぼそのまま使用していますので、ミュージカルの舞台においても最大のハイライトはあの曲です。
せーの。
エンダァァァァ!!!!
というわけで、7月18日の「ミュージック・フェア」で「I WILL ALWAYS LOVE YOU」を歌わせていただきます!!
しかも今回は特別に、本来なら舞台でしか披露されない本邦初公開の日本語バージョンでの歌唱です!!
世界中で知らない人はいない、ホイットニーヒューストン最大のヒット曲にしておそらく90年代最高のポップソングのひとつである超有名なあの曲。
今回は舞台のストーリーに沿って、日本語という表現で、レイチェル・マロンという役を通して、少し違った味付けでお届けできるのではないかと思います(注:エンダーはエンダーのままなのでご安心ください)。
2020年版ミュージカル「ボディガード」の舞台、観たくても観られなかったお客様がたくさんいらっしゃると思います。TVの放送を通して、少しでも舞台の空気と歌声を皆様にお届けできたならとても幸せです!いつもミュージカルを特集してくださる「MUSIC FAIR」さんに感謝!✨
【出演情報】
○7/18(土)18時〜18時半
フジテレビ「MUSIC FAIR」
○2020年7/18(土)14時〜23時18分
TBS「音楽の日」
○2020年7/20(月)〜7/24(金)
シアタークリエ『SHOW-ISMS』
○2020年8/14(金)〜8/17(月)
帝国劇場『THE MUSICAL CONCERT at IMPERIAL THEATRE』
🎤Program A 公演スケジュール
○2021年1〜2月
東京、大阪、福岡で上演
ミュージカル「モンティ・パイソンのSPAMALOT」