新幹線の中で、


RADIOHEADのCreepという曲を聴いていた。





サビに入る前の「ガガッ」というギターの歪んだ音は、


脳に直接響いてくるような音だ。気持ちが高ぶる。





You're so fuckin' special.


I wish I was special.


But I'm a creep.





(あなたは僕の特別なんだ。


僕も特別になりたい。


でも、僕は駄目な奴なんだ。)





トムヨークの声に浸っていると、突然深瀬がイヤホンを抜いてきた。





「…どうしたの」





私は退廃的な歌詞に浸っていたのを邪魔されて、


少し不機嫌だった。





「海!スゴいよ!見て!あーーーー終わっちゃった」





「終わっちゃったの?言うの遅いよ」





どうやら素晴らしい海が広がっていた様子。


それは確かに少し、見てみたかった。





深瀬が話し続けた。





「チャンスの神様は前髪しかないからね。残念だね。」





ふむ。よく聞く話だ。


でも、待てよ…前髪しかない…??





「それさ、結構有名な話だけどさ」





「ん?」





「実際前髪しかないチャンスの神様に出会ったらさ、どうするの?」





「どうするって?」





「だって、あれって前髪を掴むってことでしょ?」





「そうだろうね」





「前髪しかない人の髪の毛、君なら掴む?」





「いや、、、掴まない」





「じゃあどうすんの」





「おれならもっとドキっとする方法でいくな」





「どういうこと?」





「前から大胆に行って…こう、後ろに手を回して、抱く感じだな」





「……」





なんじゃそら。


チャンスの神様を抱く人なんて聞いたことない。








HELLO ENDING










チャンスの神様。


目は穏やかなまま、走り去っていくイメージ。





---





さて、ツアー中に撮った写真が幾つかあったので、


アップしたいと思います。






HELLO ENDING









HELLO ENDING







長崎。空いた時間にメンバー全員で見に行った夜景。


なかじんと深瀬がカップルみたいだ。


ラブはしきりに「女の子と来たいなあ」と言っていた。





HELLO ENDING







松山公演にて、サプライズプレゼントを頂いた。


最前列の皆様が一枚ずつカードを持ってくれて。


ファンの皆様に頂いたエンターテイメントです。





HELLO ENDING







神戸公演にて、頂いた手作りTシャツを着る二人。


「目線なしでお願いしまーす」とカメラマン風に言うと、


ノリノリでやってくれた。





HELLO ENDING







北海道公演の前日、支笏湖というところに寄った。


このあとなかじんと深瀬は手漕ぎボートに乗っていた。


やはりカップルのようだった。





HELLO ENDING







滋賀公演の打ち上げを、京都鴨川沿いで。


たまには学生のときみたいに外で飲もう!と勢いで来たけれど、


お祭りの夜みたいでとても楽しかった。





HELLO ENDING










HELLO ENDING










HELLO ENDING







京都で観光。三十三間堂、金閣寺、銀閣寺を見る。


ラブは仏像が好きらしく、異様に興奮していた。


なかじんはイチゴ入りのかき氷をほおばる。


ちなみに深瀬の持っているのは、アイスではなく大根。





---


昨日静岡公演を終えて、今高松に到着しました。





静岡→名古屋→岡山→高松と乗り換えて来ました。


新幹線のケーブルを小動物がかじったらしく




少し遅くなりましたが、4時間ほどかけて到着です。





「かじる」っていう言葉が可愛いよね。





ツアーは残すところあと6本。


これからの方は、楽しみにしていて下さい。