【逆境の時こそ、落ち着いて物事の判断を~福の神はいらんかね~】
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ある男が、木彫りの神像を作って市場で売っていた。
見るからにありがたそうな格好だが、さっぱり売れない。
なんとか客を集めようとして、大声で叫んだ。
「商売繁盛の、福の神はいらんかね」
すると、通りかかった男が、ひやかした。
「おい、そんなにありがたいものなら、どうして売るのだ。自分がそのご利益にあずかればよいじゃないか。だいたい、おまえの店は、さっぱり繁盛していないぞ」
ちょっと考えれば、おかしいと分かるようなことが、世の中に横行している。
それは、二千年以上も前のイソップの時代も、現代も変わらないようだ。
順境の時には冷静に判断できることでも、病気や災難などの不幸が続くと、人間は心が弱くなり、インスタント的な「ご利益」を強調するものに迷いがちである。
逆境の時こそ、落ち着いて物事を判断しなければならない。
〜「こころの朝」『大人のためのイソップ寓話11』より〜
🍀おかしなものにひっかからないよう、仏の教えを正しく学び、道理に従った生き方をしてほしい、と念ずるばかりです。お伝えせねば!!頑張ります(^^)
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