堀秀政の墓

戦国武将の墓シリーズ

堀秀政の墓　　西光寺
（福井県福井市）

堀秀政は織田信長に仕えた武将です。
仮名（けみょう）は久太郎。
はじめ信長の小姓として仕えました。
以降、近習として政務をこなしながらも、次第に武将として活躍していきます。

本能寺の変当時は、信長の軍艦として羽柴秀吉の備中攻めに参戦していました。
秀政は、変を知った秀吉と行動をともにし明智軍を撃破。
戦後の清州会議にも参加しています。
清州会議の結果、信長の孫・三法師の守役となることが決まり、織田家の有力大名の一人となりました。
賤ヶ岳の戦いは秀吉軍として参陣。

柴田勝家※1を滅ぼした後は、事実上の後継者・秀吉に仕え天下統一に尽力します。
1585年、没した丹羽長秀※2に代わり北ノ庄城主となりました。

1590年の小田原・北条攻めに参陣し、山中城を落としますが、病に侵され陣中で没します。
38歳の若さでした。
遺骸は小田原の海蔵寺に葬られ、領地の福井（北ノ庄）の西光寺にも墓が建立されました。

山門。

本堂。
お寺は蓮如上人建立だそうです。
本堂はそれほど古くなさそうです。

堀秀政の墓。

墓アップ。
うーん。
なんとも言えない小さなお墓ですね。
これだけのはずはなく、もとはどんな形をしていたのでしょうね

※1柴田勝家の墓はこちら。

※2丹羽長秀の墓はこちら。

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