東京都フリースクール等利用者の助成金 


↑小中学生のフリースクール利用者に対する助成金事業が令和6年度から始まります!!



フリースクールを利用する理由はいろいろとあると思いますが、すべてのお子様に、選択の幅が広がったことに感謝します。



うちの場合
我が子の不登校が始まった時、普通高校以外の選択肢を考える必要が出てきた。

それまでは、学校に通ってさえいれば、学業成績が悪くても、どこかしら行けるかな?なんて、安易に考えていたけれど、

学校に行かない(行けない)

ということは、普通のカリキュラムでは登校出来ない、ということ。


通常、学校見学に行く時期の中2

 通信制高校の情報が集まる説明会に、子供と一緒に聞きに行った。


中3
相変わらずの不登校。
学校の補助クラスも馴染めず、地域の補助スクール(登校扱いになる)も拒否。
でも、進学を希望している。

本人に、どこがいいの?と聞いてみたところ、
パソコンで検索し、ひとつの学校を選んだ。

通信制高校だった。

同じ系列の高校が近くにもあるのだが、立地が良い、と、1時間以上かかる学校を選択。

登校日数も5日か2日か選択出来るのが、良かったようだ。
ちなみに、オンラインだけ、という選択肢もある。


行きたいと思える学校があったことにホッとした。

早速、見学に行った。

‘’イメージ通り‘’と、本人は
すぐに気に入り、ここに通いたいと希望。
受験要項の説明を聞いた。


その時に、中等部という名のフリースクールもあり、
アンケートに答えなくてはならないが補助金がもらえるので、負担が少なく利用出来る事業のことを知った。



ありがたかった。

フリースクールのオンラインシステムを利用し、少しでも勉強に触れてくれる。

中学校からも、端末機を借りているのだが、学校に対する拒否感があるのか触ることが一切なかった。


月に2回位、フリースクールにも登校し、そこに通うメンバーとの交流もするようになった。


不登校ではあるけど、閉じこもりではない。

中学校に無理に行かなくていい

この選択があったから、家族の絆を保ち、家庭では穏やかに過ごし、外出もしている。

家族に対し、本音を見せてくれる関係を保てていること。
これは、私達夫婦にとっては、誇りなのかもしれない。

メールで、今年度でアンケートは打ちきりますと連絡がきた。
我が子はもういいが、どうなの?
と思ったら、続けて、
東京都では、小中学生のフリースクール利用者に対する助成金制度が、令和6年度から始まりますとのお知らせ。


小中学校に通いながらも
フリースクールを利用することのハードルが、ぐんと低くなりました。


親子の絆を保つために、
このような選択肢があることを知ってください。

子供の親は、自分達だけなのだから、最大の味方でいたい。

子供がホッとしていられる場を保つことで、子供自らが命を絶つ選択をしないで済むように。



我が子は、春から希望した通信高校に進学することが決まりました。
この先、また、どんなことが起こるのかわかりませんが、
親バカにはならないよう、気をつけつつ、味方でいつづけたいと思います。



そしてね、私がふと感じたこと。

アルバム。

私が年末大掃除をしていた時、スッキリ派の我が子に、どうしたらいい?って質問したんです。

掃除して出てきた時に、思い出したものは捨てていいものだよ。
でも、大切なものはとっておいて。
アルバムとか。


正直、こんな状態になり、アルバム作ってきたのに、大して我が子には役にたっていないんじゃないかな?って、
疑問に思いつつあった近頃。


でも、やっぱり意味があったんじゃないかな。
そう思えたやり取り。


私がたくさん見てきたことを、アルバムという形に残したことで、彼の心には、たくさんの楽しい思い出が残っています。何度も見返していたから。


一緒に見て楽しむ。
ひとりで見て懐かしむ。
好きな時に開くだけだから。

やっぱりアナログって、いいな。
目にも優しいよね。