子供を愛せない

みなさんこんにちは、

大阪泉南市でリトリーブサイコセラピー®　

心理セラピーを行っています。古田しほです＾＾

西日本を襲った豪雨の影響でたくさんの方が亡くなり

安否の確認が取れない方もいらっしゃるとのことで

ニュースを見ながら胸を痛めております。

被害に遭われた方

謹んでお見舞い申し上げます。

またこれから数日は天気が良く復旧作業等で

お身体を壊されませんように。

さて、本日のブログは

子供を愛することが子育てを楽にするわけではない

よく、子供を愛せない。

子供を愛せるようになりたい。

というお悩みを伺います。

子供を愛せないことで罪悪感を感じ

義務感だけで子供を育て

自分の子供を愛せないどころか、憎しみを感じ

子供に強く当たってしまったり

子供の存在がうっとしく感じてしまい

甘えられたり、近寄ってくると拒絶してしまう

そういう自分を恥じ誰にも相談できずに

子供を愛せるように努めるけど、思いは空回りして

どんどん子供との関係性が悪化してしまう。

子供を愛せるようになれば問題は解決しますか？

私の答えは、

いいえ

問題は、子供を愛しているか、愛せていないか。じゃなく

子供との関わり方、関係性なのです。

「愛があれば関係性は良くなる」というわけではないのです。

子供を愛せないと悩むお母さんが

強く拒絶したくなる時は

子供が泣いたり、わがままを言ってきて

自分のペーズを乱された時

思わずカァァァァと頭に血がのぼる。

これは

愛情がないからカァ！っとなるわけではないのです。

子供が

泣く、甘える。と言うのは

欲しいと言う欲求のサイン

その欲しいと言う欲求は、幼少期はお母さん。だったり

歳を重ねてくると、物質に変わってきます。

お菓子屋、おもちゃの前で「買って、買って」攻撃

などなど

子供を愛せないと悩むお母さんは

子供に欲求を出されるのしんどく感じてしまう。

欲求を出されると、頭が混乱し、爆発してしまいそうになる

私が私じゃなくなってしまいそうになる。

そう感じている方が

とっても多い。

求められた時の応え方がわからない。

コミュニケーションの問題なのです。

求められた時に、瞬時に出てくるのは

私だって我慢してるのに！

私だってこんなにやってるのに！！

なんで、あんたばっかり！！！！！！！！

幼少期を思い出してください。

あなたが「欲しい」と言った時

お母さんはどんな風に応えてましたか？

そういうと
叱られるばかりか、無視をされたり

「もう知らない」と背を向けられた

そうすると、
子供は求めることは

母親を困らせること。

母親を困らせたら嫌われる。見捨てられるんだ

と自分を抑制して

欲求を飲み込み

求めることも押さえ込んでしまう。

そこには、

見捨てられる恐怖の感情や

悲しみや怒りという感情を抑圧しているのです

欲しいと思うから傷つく、

最初から欲しいなんて思わなければいい。

と諦めてきた

というお母さんが多いのです。

お母さん自身が、自分の欲求を出す事を禁止してきたから

我が子に欲求を出されてしまうと

お母さんが幼少期に感じていた

お母さんに対して感じていた

見捨てられる恐怖の感情や

悲しみや怒りの感情

が思い出されて

「私だって我慢してきたのに！！」と

母親に対する怒りを

子供に向かって放出しようとして

頭の中がクラッシュしてしまう。

それがカァ！となる正体

この問題を解決するには

「子供を愛せるようになる」のではなく

セラピーを通して
お母さん自身の幼少期の

見捨てられる恐怖や

悲しみ、怒りの感情を

向けてきた相手にきちんと向ける。

（今の年老いたお母さんに怒る！ということではなく）

そうすると、

頭が整理されて

怒りで脳みそがクラッシュすることなく

冷静な対応ができるようになります。

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