千里バスティン&ピアノ指導法研究会
会員のの藤井三恵です。

私事ですが、この4月からパイプオルガンを始めました



足鍵盤があるので、それには苦労するかも…と思っていました。
弾くことについてはピアノと同じ、と思っていたのですが…

同じ鍵盤楽器でも違うんですね

ピアノはタッチによって音色や表情が変わりますが、パイプオルガンはタッチを変えても何も起こりません。
音と音の間に時間差を作ることで表情をつけるそうです。

また、ピアノのようにペダルがないので、持続音はずっと押さえていなければならず、普段いかにペダルに頼っているかがわかりました。

またパイプオルガンは余韻がかなり残るので、少しの間があってもレガートに聞こえるそうです。

持続音が押さえきれない
タッチで表情をつけようとする
レガートを気にして、必要以上に指の置き換えをする
これがピアニストがオルガンを弾く時の“あるある”だそうです。

そういえば
学生時代にチェンバロを弾いたときは、両手の打鍵のタイミングが少しでもずれると音がずれるのに驚いたっけ…

千里バス研で バロックダンスをさせて頂いて、曲の時代背景や様式、ステップを知ることで演奏が変わると実感していますが、楽器の仕組みや特性を知ることも大切ですね。

ちなみに、パイプオルガンの鍵盤
こんな感じです


ピアノと白黒が逆
チェンバロもそうですが
これは白い手が映えるように…
だそうです
三段鍵盤ですが、どの段を弾くかでなるパイプが違います。

楽器の違いを理解して、早く弾きこなせるようになりたいです。