こんにちは！
表参道 『SENSE Hair 』
店長 の【 利根川 陵 】
の美容師ブログです☆^ ^
利根川のお客様の
約 "7割強" の方々に
縮毛矯正・その他なんらかの
『ストレートメニュー』を
施術させて頂いております＊
今日はその中でも
縮毛矯正
特に大切な
"基本のリタッチ矯正"
について書いていこうと思います☆
まずはじめに、
「縮毛矯正とストレートパーマって
何が違うの？？」
というお客様の声が未だに多いのですが
今現在では明確に分けられている
美容室は少ないのではないのでしょうか？
結論から言うと、
利根川が在籍している
SENSE Hairでは
縮毛矯正とストレートパーマは
単に呼び方の違いなだけであって、
メニューとしては同じものとなります。
工程として
1液(還元剤)を塗って時間を放置、
髪の中の結合を外す。
↓
ドライヤーで乾かす
↓
ストレートアイロンでクセを伸ばす
↓
2液(酸化剤)を塗って時間を放置、
まっすぐになった髪の結合を固定する。
メニュー名としては
『ナチュラル縮毛矯正』
と表記していますが
施術としての工程は
↑のもので統一しております☆
(お客様との会話では
よくごっちゃになってますが
悪しからず。笑)
一昔前は、アイロン工程をせずに
薬剤のみで行うものを
ストレートパーマ。
間でアイロン工程を入れて
しっかりとクセを伸ばしていくものを
縮毛矯正。
こんな風に差別化されていたサロンが
数多くあった為、お客様の認識も
まだまだ統一されていませんが
兎にも角にも
SENSE Hair では
アイロン工程で丁寧に伸ばしていく施術を
ナチュラル縮毛矯正
(ストレートパーマ)として
提供させていただいております。
(それ以外にお客様のクセの度合いや
髪のダメージ状態によって
薬剤をトリートメントベースの物にしたり、
アイロン工程をザックリと大まかにしたり、
強弱をつけさせていただく場合は
通常の縮毛矯正のお値段から
料金が前後するので、カウンセリング時に
相談して決めていく形になります＊)
前置きが長くなりましたが、
今日は縮毛矯正を行う上で
"基本のリタッチ矯正"
言うならば
"基本がリタッチ矯正"
このお話をしていきます ^ ^
クセの度合いやヘアスタイルによって
リタッチしていくスパンは人それぞれですが
縮毛矯正というのは基本的に
その都度きちんとクセを伸ばせば
その部分はお薬が触れない限り
まっすぐなままでキープされます。
ですので、
縮毛矯正をかけてから数ヶ月経ったら、
根本に新しく生えてきた
地毛のクセの部分をリタッチして
前回の矯正してある部分に繋いでいく
というのが基本の施術となります。
これが
"基本のリタッチ矯正" です＊
縮毛矯正を行うにあたって
最も難しく、最も大事なのが
この『リタッチ』という技術です。
もちろんカラーリングでも
同じ事が言えますが
薬剤の塗布の面でも縮毛矯正の方が
よりシビアな物となります。
というのも
縮毛矯正のリタッチというのは
新しく生えてきたクセ毛部分
(新生部)と
既にストレートになっている部分
(既矯正部)を
綺麗に繋いでいかなければなりません。
新しく薬剤をつける部分から
ストレート部分の繋ぎ目を
オーバーラップしすぎると
ダメージの原因になりますし、
ビビリ毛や切れ毛が起きてしまいます。
逆にそれを恐れて、薬剤の塗布が手前で
とまってしまうと中間に歪みが出たり
変にクセが残ってしまいます。
普段美容室であたりまえのように
行われているリタッチ矯正は
実はとても繊細な仕事が求められています。
僕自身、このリタッチ矯正
というものを凄く大事にしております。
髪の状態に合わせて、ある程度
危険のない薬剤選定を行えば
クセも伸びて危険も少ない施術はできます。
しかし、大切なのは
その時だけでなく、
お客様1人1人に合わせて
今後を見据えた施術ができているか？
というところに重きを置いております。
クセで悩んでいて
縮毛矯正をされている方は
長年かけ続けている人が、ほとんどです。
その間に、サロンや担当者が変わるだけで
【髪の履歴】
というのは大きく変化し、
わからなくなってしまいます。
カラーリングを同時に行っている方や、
白髪染めを同時に行っている方など
髪のダメージ状態は人それぞれです。
それに加えて紫外線や摩擦、
日頃のコテでのスタイリングなど
物理的なダメージも加わってくれば
たった一回の施術で
その人の髪の状態を全て把握することは
ほぼ不可能です。
だから
大切になってくるのが
お客様との信頼関係です。
リタッチを続けさせて
もらえるというのは
良い状態をキープ出来ていること。
キープ出来るように
考えて施術をするということ。
同じ人の髪でも年月が経てば
髪質は変化していきます。
間で違うカラーリングを挟めば
髪のダメージ状態も変わります。
リタッチと言えど
毎回必ずしも同じ薬剤選定に
なるとは限りません。
髪をちゃんと見て、触って、
感じて、そこから薬剤を決めていきます。
"基本のリタッチ矯正"
はめちゃくちゃ大事で
めちゃくちゃ大切。
そんなこと考えて
日々サロンワークしてます♪^ ^
☆トネ☆
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