■タレントの危機管理(インターネットがらみの話) | たかみゆきひさオフィシャルブログ「shadowcube」Powered by Ameba

■タレントの危機管理(インターネットがらみの話)

昨日のこれ の続きです。

インターネットが普及して、誰もが気軽にネットを使える時代にすっかりなりました。

気軽に使えるからこそ掲示板やブログ、そしてブログのコメントやTwitterなど個人が発信できるようになり、それはそれで良い時代なんだけど、その匿名性から便所の落書きのようなものから犯罪まがいの書き込みまで様々なものが発信できる時代になっている。

便所の落書きで済めばいいが、犯罪へ発展する可能性があると事は重大。
今年に入ってからも殺人予告で逮捕者が出ているくらいだ。

我々タレントを預かるプロダクションとしてはそういったことに関する危機管理を常々考えなければならない訳です。

ここのところ声優のスキャンダルを煽る記事も多いですしね。

ちなみにネットの書き込みでスキャンダルを流布して他人の信用を低下させる行為は信用毀損罪とか業務妨害罪になるんですが、現実に人の信用を低下させていなくても成立するんだそうです。
つまり、被害の有無とか関係なく、書くこと自体が犯罪なんですと。

ネットの書き込みは匿名性があるためにそういったことが平然とできてしまうのかもしれないが、実は匿名性があると言ってもそこに大きな落とし穴があるということを書き込む側は認識しておく必要がある。

匿名性の高い掲示板で殺人予告をして逮捕者が出ているということはつまり警察はその書き込みから個人を特定できてしまうということなのだ。

実はこの精度、非常に高くてビックリする。
しかもかなりのスピードで特定してしまうんですよ!!
そして当然地域も特定するから全国どこへでもすぐに現地に飛んでいくフットワークの軽さ。
こういったネットがらみの素早い捜査に対して今の警察って準備万端なんですよね。
サイバーポリス侮りがたし!!
ちなみにサイバーコップといえば千葉美加(懐かし~…ってか違うだろ)


最終的に逮捕になるか注意で済むか様子見で保留とするかはケースバイケースなんでしょうが、常にそういった捜査で警察が動いてるのはとても頼もしいと思います。

ファン的に考えると、え?ってドキドキしちゃうけど、好きなタレントが無事でいられるように守ってくれる頼もしい方たちだって思えばいいかも。

そして前回も書きましたが、警察って思っているよりも結構アクティブに動いてくれるので、我々プロダクションサイドはそういったネットを使った犯罪にもきちんと対処できる体制を整えていかないといけないなーって思います。