急に寒くなりました・・・
予報では昨日から月曜日までくらい寒くなるそうですが、ちょっと薄着すぎるのか結構寒さが堪えます
さて、大きい舞台が終わってのんびりとしてる・・・・わけがなく、急ピッチで来年4月20.21日(土日)に行われる沢潟会の曲に取り組んでおります
M成君と妹とA嬢とで曲についていろんな角度で会議をします
たいてい夜中に・・・・
長唄は全部で13曲~16曲あります。
曲の抜き差し(曲の長さ調整)を正確に聞き、それに合わせてまず譜面を作ります。
昔だとそれをコピーして配布していましたが、うちではPDFにしてLINEで一斉送信します
コンビニでコピー可能な人はわざわざうちに来てもらう手間を省いています
全員で演奏するようなものはともかく、得意不得意等を考慮して、香盤(メンバー表)を突然夜中に発表します。
そうすると、明くる日辺りからジャンジャン連絡がきます
お稽古お願いしますという連絡から、この曲は高すぎて声がでませんとか、乗ってる(演奏)曲が多すぎます、等々です
もちろんそういうご意見があると思うので、まず発表をして、ご意見を聞きます。
で、これはやらんでいいよとか、これだけはどうしてもやってほしい・・・等の交渉に進みます(笑)
そういうのを経て、じっくり練習に進んで行くのです
曲がたくさんなのでたいていは弾き方や緩急等、全曲ポイントを教えて、後は自宅で練習してもらいます。
そういう練習をしてもらって、うちにも通ってもらってから、来年の2月~3月くらいに合わせ稽古を開催します
うちは働いている人が多いので、たいてい合わせ稽古はどんなに大きい会でも1回くらいしかやれません。
そのかわり誰かのお稽古があるときに、同じ曲の人に連絡して合わせましょうか・・・ということを臨機応変にやっています
とにかく公には、合わせ稽古1回、ツボ合わせ両日分(平日)、リハーサル両日分(平日)で3日間しか合わせるチャンスがありません
この出席はご本人の意思にお任せしています
できるだけ来ようと努力されますので、ご無理のないように・・・と私はニコニコしております
というか、沢潟会2日間、リハーサル2日間で4日も連続で会社を休める人ってどんな重役
それどころか、本番だけでいいから・・・と言っております。
ツボやリハーサルの録音等、送り付けまくるし
合わせ稽古もせずに本番だけでどうやってやるのという素朴な疑問があるかもしれませんが、練習の時から常に本番で行われる調子と速度でお稽古し、その曲に合わせたバチの運び等、弾き方を揃える訓練をします。
その訓練さえしてあればそんなにたくさん合わせることもないのです
これこそが上達の奥義だと思っています
そんな机上の空論みたいな話でいつもやってきましたが、今度の「鏡獅子」はなかなか手強い・・・
想像を超える緩急が問題で、その難所がなかなかたくさんある
第一歩のメンバー表ができたところなので頑張りマース