桜は開花したけどまだまだ寒い朝です










思い出話を少し。











そもそもは小学校のおはなし会が始まりでした


その流れで学習ボランティアを始め


算数の授業に入らせていただきました












授業は生徒の理解力の真ん中あたりをターゲットに進められます


当然できない子も、逆に理解が早くてさっさとできちゃう子も視野の外




授業ではほったらかし




ボランティアはそこをフォローするのが仕事です



できない子は往々にしてまず筆箱の位置が違うタラー


教科書とノートを置く角度がバラバラ!!


なので


教科書の左ページをやる時はノートは教科書の右ページを隠すように右に置くなど机上の位置関係をレクチャー



鉛筆を置くのは転がりにくいノートの間など

(なぜなら5分に一回落とす=拾うを繰り返すので問題を解く暇がないアセアセ)




既に先生は先に行ってるのでもう一度問題を解説して九九、筆算、(学年を問わず大抵この二つが鬼門)を振り返る



半分以上一緒にやりフィニッシュを本人にやらせて


めちゃ褒めするラブラブ






この頃にはいろんな子からオーダーが入り始めるので2、3人見てあげて






通りすがりに早く終わって暇な子にアドバンス問題を出し、





コレもめちゃくちゃ褒めるラブラブ





時間が終わる頃には


「また来る?」と聞いてくれます








水曜日の放課後教室にも分数の手作りフリップ持参で行きました



その帰り









2人の男の子と一緒になりました


ある中学年の子が





「僕本当は出来る子なんだよ。勉強できるようになりたい。」


もうひとりも

「僕も❗️」






一瞬言葉に詰まり、


精一杯励ましたと思うのですが







この子達に週に何回かだけでも付いてあげて


ブレイクスルースルーするまで見てあげられたら













算数のコースをECCでも始めたのはその後です









英語も私自身が苦手だったので


苦手ちゃんの気持ちがよく分かるから


蓮根地域から来た子は皆んな英語が良くできる


と言われるようになるのが目標でした








自分は


これからどう生きていきたいか🌄


病気もして


子育ても一段落して次のフェーズに入り


教室も再開できて見通しが立った今









基本に立ち戻って




子ども達が自信を持って生きていけるように










思考のためには語彙と知識が必要です




ものを考える時、言葉とその概念を理解していないと思考できない


そもそも考えるとは言葉を使うこと


言葉の手弾が沢山ないと思考がストップしてしまう



算数もまず日本語力です


だからあんなに本読みの宿題が毎日出るんですね


親はもう飽き飽きしてしまうけど


同じ文を何度も読んで




1.句読点で息継ぎする


2.内容のまとまりで理解する


3.抑揚をつけて内容表現する






音読で訓練していたのでした




確かに英語ができない子はまず日本語がきちんと読めない子が多いです


息継ぎの場所は本当に大事‼️


ただ読んでいるだけで内容を理解していないのでどこで息継ぎしても同じ、と思っています



これは小学生でも中3でも同じでした





読むことは全ての学びの基礎




英語はその子の日本語力以上には伸びません













学習ボランティアは


私が役立つ事は何なのか、に気付かせてくれました










がんを経験した後


これからどう生きていきたいか🌄



子育ても一段落して次のフェーズに入り


教室も再開できて見通しが立った今



何をして生きていくか







改めて基本に戻る時が来たようです







教室は春休みに入りました🌸 





新学期の準備をして万全の態勢で4月を迎えられるように


気を抜かずにこの2週間を過ごしたいと思います