こんばんわ、
代表の瀬戸山です:)


大変大変遅くなりましたが...



9月頭から10月の半ばまで、
副代表の相澤宥人と2人で
東南アジアの
ラオス/タイ/マレーシア
3カ国に行ってきました☆


ラオスに関しては、約1ヶ月
タイは1週間とマレーシアは3日間です。



今回の旅の目的は

「ラオスの山奥でホームステイ体験」

ということだったんですが、
そのホームステイ先が、
首都ビエンチャンからめちゃくちゃ遠い!!
(今回は雨期で土砂崩れの影響もあって4日かかった)


目的地は、ラオス人民民主共和国の最北県ポンサリー県。
ポンサリー県ポンケオ村。
そこはまさに山のてっぺんにあります。


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雲海。

ホームステイ期間は16日間!
その中で、たくさんの貴重な体験をしてきました。


一番衝撃的だったのはお風呂。
まさか庭にあるドラム缶にたまっている雨水が
体を洗うためのものだったとは...

先ほど説明した通り、
ポンケオ村は山のてっぺん。
そう、寒いんです。
朝と夜は、15℃以下まで冷え込むんです!!!


その中で雨水での行水。
これが一番きつかったです。僕は。
強靭なからだに生んでくれて、
母国の母に感謝しました。


ホームステイ先には、18歳大学生の息子ドゥーイもいて、
彼は寒がる僕らをみて「Why~:)???」
と言って笑っていました...。

村の人々は、強い!!!


そしてもう一つ衝撃は、
やはり食事。


動物はいろいろと食べました。

ヘビやバッファロー、アヒルに部屋で死んでたネズミ。

しかし、全部うまかった!!!
とくにアヒルは絶品!血も飲んだけど、うまかった!!!


それ以外にも、野菜を中心にいろいろな現地のものを
ごちそうして頂きました。


野菜や果物は、どれも絶品!
さすが無農薬!本当に、感動しました。


ラオスは他の国に比べても、
野菜が特においしかった気がします。
※あまり舌が敏感ではないので参考までに


香辛料系の料理やスパイシーな料理が
中心という感じでした。


ちなみにラオスの料理は、
タイ料理に近く、
タイ料理を少しマイルドにした感じです。
※あまり舌が敏感ではないので...


他に生活の中での驚きといえば、
毎朝5時に、爆音で放送が2時間くらいにわたって
流れ続けていたということくらいでしょうか。



他にも様々ありましたが、
キリがないので割愛させて頂きます。
なにか質問があれば、コメントください:)


さて、さてさて。


今回の旅、ホームステイ体験が目的だとは言いましたが、
さすがにそれだけではありません。


ホームステイ先のポンケオ村での活動をご紹介させてください。


僕らがホームステイをさせて頂いたのは、
ポンケオ村ポンケオ小学校の校長先生の家でした。
なので、毎日小学校に通わせて頂くことができました。


当初、ラオスに旅立つ前から、
ポンケオ小学校でサッカースクールを開くという計画をしていたので、
首都ビエンチャンでサッカーボールを買っていきました。


しかし小学校についてみると...




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小学校にはサッカーゴールのようなもの
(ラオスではよく木の棒が二本立っていてサッカーゴールに見立てている)
もなく、校庭には食べくずのゴミしかありませんでした...。


なので、僕らは、第一の活動として、
サッカーゴールの作成を始めました!!!


瀬戸山と相澤とドゥーイでアイディアを出し合い、
設計図は3人の中では比較的絵が得意な瀬戸山が担当。
(2人は凄い下手!瀬戸山は下手。)

材料は、小学校の間伐材を頂き、
釘や工具類は生徒の親に借りました。


そして作り始めたら...

ドゥーイ...

もはや大工さん。

うちのじいちゃんに紹介したいくらい上手い。
(瀬戸山家の実家は鹿児島の大工さん。)


でもドゥーイに負けじと、相澤もすごく頑張ってました。
そんなこんなで、2日で完成!!!
※ネットは購入品
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出来映えに関しては、
コメントください。



サッカーゴールが完成したので、
3日目からはサッカー教室を毎日開催しました!!!


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0からルールを教えたにもかかわらず、
2週間後には、
なんとサッカー大会も開催することができました。


今まではただパンクしたボールを蹴り合って、
そのうちに相手を蹴り合って、
そんなルールも秩序も目的もないものだったけど、


ルールと目的(ゴール)があって、
チームメートと協力して、
勝利という目標に向かっていくその姿は、
人としての成長を表しているかのようでした。

サッカー大会の日は土曜日で学校は休みの日だったけど、
多くの男子が参加してくれたのみならず、
多くの女子が男子のことを一生懸命応援してくれました。

「チッパコン スースー! チッパコン スースー!」

”チッパコン”は、
ゴールキーパーをやっていた男子生徒のあだ名です。


なぜか彼だけ集中的に応援されていました。

ラオスの女の子たちはゴールキーパーが好きなのか...
はたまたチッパコンがラオス的イケメンなのか...



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写真上:応援する女の子たちと相澤監督
写真下:真ん中がチッパコン




話は変わりますが...


サッカーゴールが作れたということは、
他の遊具も作れるのではないかと、
3人の中で話が膨れました。



そこで、
パンクした車のタイヤを使って、
タイヤの跳び箱を作ることに決定。


しかし肝心のタイヤが見つからず、
手こずっていると...

ポンケオ小学校で3番目くらいに若い先生が
村の端にある車の修理屋さんで
タイヤを見つけてきてくれました。
そのタイヤで作った跳び箱が、コチラです。

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まあ、予想通りなかんじで。



作り終えて、滞在期間残り4日。


もっと、低学年の女の子たちが
喜ぶようなものを作って集大成にしたいと考えていた一同。

やはり、低学年の喜ぶものといえば、
ブランコでしょう。

小学校の裏庭にはまだ数本雑木が生えていて、
きれいにしたいということを先生がおっしゃっていたので、
その中の一本の木からブランコを作ることにしました。


しかし、公共物の敷地内の木を切って良いのは
村長だけだというルールがあって、
なかなか作業は進みませんでした。
村長はいつも酔っぱらってるし。
授業中勝手に入って邪魔するし。

でも凄い優しくて、
全然憎めない人でした!



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先生方、村長、子供たち、親御さん
村全体の協力によって完成した、
ブランコがコチラです。


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クオリティーの感想等はコメント欄へ。
二人乗り席の発想は、
「男子と女子の手が触れてハッてなる時の顔が見たい」
というなんともおっさん的な相澤現場監督の意見からです。


そんなこんなで、16日間のホームステイは終わりました。
なんか、思い出すと、涙ちょちょ切れそうです。
正確には、ちょちょ切れてます。


長文をご愛読ありがとうございます。
1時間半もかかってしまって、現在朝の5時。
今日は寝れそうにはありません。

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