先日ふと、20代にお世話になった上司の言動が思い出されました。

(なぜ突然思い出したのか、自分でも不思議です)

 

当時はあまりわかっていなかったけれど、

私を含め、部下全員が幸せに働けているかどうかを、

とても気にかけて見ていてくれたこと、

誰かがうまくいっていない時は、さりげなく、

上司本人は関わらないフリをしつつも、

サポートできるよう手配してくれていたことなど。

あの時の上司より、今の私はだいぶ年上ですが、初めてのように

上司の視点で当時を振り返ることができ、有難さに心震えました。

 

視点が変わると言えば、今日28日は「事八日(ことようか)」です。

人の視点から見ると、田の神様を迎えて人の日常が始まる「事始め」。

全てを終えるのが128日の「事納め」ですが、

神様の視点から見るとこれが逆転するそうです。

年を司る年神様を迎えるための神事を始める<事始め>128日。

全てを終えるのが28日の<事納め>

神事を終えて、人の日常が始まるのですね。

参考ページ:Allabout 「針供養とは?2024年の針供養の日はいつ?針を豆腐に刺す意味・由来」

 

視点が変わると、始まりと終わりが反対になることには驚きましたが、

今見えている世界は、今私が選んでいる視点による、ある意味狭い世界ということ。

まるで観光旅行に行くかのように、色々な視点に立ってその世界を

味わい見ることができると、楽しいかもしれませんね。

 

観光旅行は「光を観る旅に行く」と書きます。

今日はひとつ、色々な光を観に行って楽しんでみましょうか。

それこそが、「仕合わせる力」かもしれません。

 

今日もお読みいただき、ありがとうございます。

どうぞステキな一日をお過ごしください。

 

<ライター:斉藤知江子>