2月12日、鎌倉の「大江稲荷」の「初午(はつうま)祭」に初参加してきました。

初午祭は稲荷明神系で行われる一年の始めのお祭りですが、1月ではなく2月の初午の日に行われます。稲荷明神は農業の守り神なので稲作の年周期と深い関係にある「旧暦」を踏襲しているのですね。鎌倉では、より有名な「丸山稲荷」や「佐助稲荷」も同じ日に行います。

 

大江稲荷は源頼朝の知恵袋だった大江広元の所領地だったことに由来しますが、鎌倉でも東のはずれの十二所(じゅうにそ)という場所にあり全く観光化されておらず、普段は訪れる人もほとんどいないようです。

 

近くの明王院というお寺から祭神の「神像(大江広元像?)」が運ばれて本殿に祀られ、ご近所の方々が30~40人集まって今年の豊作と無病息災を祈願し、賑やかに直会も開催されました。

コロナ禍で4年ぶりの一般参賀とのこと。地元の方が集まるのも久しぶりとのことで楽しい時を過ごされたようです。神輿も出ない小さなお祭りですがご近所のつながりに大いに仕合わせているように思いました。神社ってもともとそういう場所かもしれませんね。世話人の皆さんはお疲れさまでした。

 

皆さんのご近所は神社で仕合わせていますか?

 

今日も仕合わせる一言をお読みいただき、ありがとうございます。
<ライター:沢☆一休>(鎌倉愛好家)