正直、子供の頃、「そうめん」という食べ物は好きな方ではありませんでした。

夏の暑い日に出されて、中途半端?に冷たくて、淡白な味で・・・カレーや焼きそばやかき氷が好きな少年にとって決して嬉しいメニューではありませんでした。そのせいか大人になっても自分からそうめんを食べようという気にはなったことがないように記憶します。

 

西荻窪駅近にある「阿波や壱兆」(あわやいっちょう)はそんなイメージを破るユニークなそうめん屋さんです。

徳島県原産の太麺の「半田そうめん」をベースに出汁を工夫し、いろいろな食材を仕合わせてここにしかない新しい味を創造し続けています。

そうめんは夏の食べ物という概念を覆し、温製も美味しくアレンジすることに成功し、一年中楽しめるように仕合わせたのは革命的かもしれません。

 

初めて訪れた今日は少し暑かったので「本日の気まぐれそうめん」の「シーフードのトマトスパイスカレー」(冷製)を頂きました。とても美味しかったです。14時過ぎにもかかわらず、お客様が次々と来店されていました。

インテリアは古民家風、BGMはジャズ、店員さんの笑顔のおもてなしも素敵でした。

 

今日も仕合わせる一言をお読みいただき、ありがとうございます。
<ライター:沢☆一休>(鎌倉愛好家)