義母の庭に久しぶりに植木職人さんが入りました。
庭はぼさぼさの髪が切られてさっぱりした頭のようになりました!
私は以前から植木職人さんにあこがれていました。
日本語研修所勤めのころ通っていた道の両側のお宅に
たくさんのカタチのよい木々があり、
時々植木職人さんが入っているのを見ながらいいなぁ~と思ったものです。
それぞれの木を頭の中でこういうカタチになっていってもらいたい
という考えであちこちの枝や葉を落としていきます。
どうやって切る枝や葉を見定めるのかなぁ~と興味津々でした。
その様子は一本一本の木々との対話とでもいうものでした。
楽しいだろうなぁ~と(*^^*)
そんなことを考えていた折購入した本が積読の中から出てきました~
名人庭師のかっこよさ!
自然を相手にする仕事にあこがれます。
職業としては中々大変かもしれませんが、
自然と最も近いところで、言葉の異なる相手との対話をする。
私たちは自然から急速に離れていってしまっているように感じます。
都会では道もきれいになり、土の上を歩くことも少なくなりました。
木々も歩道のアスファルトの片隅に植えられてちょっと窮屈そうです。
本によると植木職人さんは圧倒的に経験からの知恵がモノを言うと。
木々との対話の経験を積むのは今からは私には少し難しいですが、
この本から職人さんの知恵を楽しみたいと思います。
今日も日が変わりそうです。
木々の緑が美しい季節です。
明日もどうぞお健やかにお過ごしください。
<ライター:伊藤惠子>