春の陽気が続いて 遊んでばかりいます。仕事を卒業した爺の特権でしょうか。

●近所の友人に「春風亭一之輔のチケットが取れたから」と誘われて久しぶりにホール落語を楽しみました。一之輔は『笑点』のメンバーになってますます人気が上がり、チケットが入手しにくくなっているそうです。

私には、初めての一之輔でしたが 演題『愛宕山』で、その 大きなしぐさと大らかな語り口は大物を感じさせ大いに笑いました。友人も「楽しかった次は喬太郎が7月にあるのでご一緒しましょう」と次の予約が入りました。

●「桜も良いけど藤も・・・・」との妻の希望で 亀戸天神の藤棚を見に行きました。見事な藤棚の下は 見物客でいっぱいで、天神さんにお参りするのに長蛇の列に並びました。『すみだ北斎美術館』に寄り道して北斎にも会いました。

 

●昨年秋から 地元で音楽を楽しむ体験を続けています。きらら鎌倉のホールで20日昼間ピアノトリオ「ミリュー」の演奏会がありました。私の鑑賞力が足りないのか、ちょっと楽しめませんでした。同じ日18時からの鎌倉ジュニアストリングス定期演奏会はバイオリン教室の演奏会で、小学生から大学生までの発表は私には興味深く聴けました。

 

28日鎌倉芸術館で セレスチャル交響楽団の公演があり クラシック鑑賞が続きました。70名ほどのオーケストラ演奏でしたが私は堪能しました。哀愁を帯びたブラームスの4番が私のお気に入りになりました。なぜかフルートとティンパニが耳に残りました。プログラムを見て知りましたが、プロオーケストラの第一線で活躍している方々がエキストラ参加していたそうで、全体が引き締まって聞こえたのはこのおかげかもしれません。ティンパニ奏者の久保さんはNHK交響楽団の首席ティンパニ奏者だそうで、素人の私にも何か感じさせるものがあるのが驚きでした。私にはプロのオーケストラを聴いたような満足感があったので、無料の演奏会ではありがたすぎるように感じて 終了後 支援金寄付をしました。

 

【おまけ】

●地元の話。鎌倉にも2018年に創設されたサッカークラブ鎌倉インテル『鎌倉インターナショナルFC』があり、神奈川県社会人リーグに所属しています。我が家の最寄り駅 湘南モノレール西鎌倉駅から、ひとつ大船寄りの深沢駅前にある『鳩スタジアム』で28日午前に試合がありました。観客は多くありませんでしたがサッカーチームの少年たちが見に来ていて5-1の勝利に大喜びでした。

こんな環境の中からU-23日本のメンバーになれるような少年が出てくれると地元としては嬉しいですね。イラクとの試合を観ながらそんなことを考えました。

 

自分を、落語に合わせるか、花に合わせるか、絵画に合わせるか、音楽に合わせるか、サッカーに合わせるか。

振り返ってみると この2週間でこんなにも遊んでいました。

だけれど 全部 私は見聞きするだけ! 自分では何もやっていない!! 

不甲斐ない!!!

(ライター:山口一郎)