昨年11月にエイベックスと合弁で設立した、

定額制音楽配信サービスを展開する

『AWA』、先ほど遂にリリースしました!

メージャーレーベルは軒並み参加し、
アプリのプロダクトクオリティも初期段階

としてはそれなりのレベルで出すことが

出来たと自負しています。

お手持ちのスマホに、ぜひダウンロード

してみてください。


我々が創業したインターネット黎明期
のころから、ネットビジネスでは最も
有望な分野のひとつと言われていた
音楽配信ですが、

個人的には音楽好きでありながら、
この分野には手を出しづらいと感じて

いました。
なぜなら権利処理がとても複雑で難しい

からです。

では何故この事業をスタートするに

至ったかというと、それは昨年夏に、

毎週のようにマグロを狙っていた
時期に遡ります。
私はプライベートでも親しくして
もらっている松浦社長と、その頃
頻繁に釣りに出かけていました。
船での長い移動時間に、日本でも

サブスクリプション型の音楽配信
サービスを根付かせたいと考えていた
松浦社長から悩みを聞いているうちに、

この事業を音楽業界の会社が始める

にあたって足りないパーツが見えて

きました。

それは

1.クオリティの高いネットサービスの

プロダクトを創れること
2.ネットで広げていくマーケティング
3.ネットサービスのリリース後の運用ノウハウ
といったところでした。


松浦社長は当初は外資とパートナーシップを

結ぶことも検討していらっしゃいましたが、

難航しそうな雰囲気でした。そこで
「ぼくらがやりましょうか?」
と話したら、あっさり決まった次第です。

ただ、ネットのプロダクトを魂を込めて

創るにあたっても、マーケティングを行う
にしても、リリース後の運用にしても、
外注ではなく、自分たちのサービスとして、
サービス愛を注ぎ込んで取り組むこと
が必須条件です。

そこで、当社では滅多にやらない
50%50%の出資比率で始めることを

了承してもらいました。

これは両社の信頼関係と、なおかつ
ベストマッチな関係性でなければ成立
しません。

プロダクトの部分は弊社のエンジニアや
デザイナーが中心になって創って

きましたが、デザイン、インタラクション、
曲を読みこむレスポンススピードと、
AWAのチームは期待に応えたレベル
のクオリティに仕上げてきてくれたと
思います。
マーケティングや運用はこれからですが、
チームのメンバーの気合いは十分に
伝わってきています。

そして、楽曲調達など音楽に関することは
エイベックス側が担当しているのですが、
正直、途中私は不可能ではないかと

感じていたほど難易度の高い楽曲調達
を最終的には主要レーベルが軒並み
揃うところまで漕ぎつけてくれました。

これまでのところ、両社の関係は、
素晴らしいパートナーシップで事業を
推進できていると思います。

リリース後はもちろん新機能追加なども
ありますが、最も大事なのは、
抜けているアーティストやレーベルを
追加し楽曲を充実させていくこと、
検索やレコメンド、カテゴリーの精度を
あげて、音楽の細かな個人の趣味嗜好
やジャンルに適応していくことです。

それは手作業や目視なども増える地道な
世界でもありますが、それをやり抜きたい
と思います。


AWAのテスト版を使い始めて1か月
くらい経ちましたが、私は音楽を聴く
時間が爆増しました。
そして、自分の中で音楽との接し方に
明らかな変化が起きました。


皆さんもぜひ、この新しい体験をお試し
ください。



http://awa.fm/