皆様おはようございます😊
今日も、本のご紹介を🌸
目を向ける必要のある守りの一冊*
【リスク、不確実性、そして想定外】
植村 修一 著
企業を取り巻く環境がより複雑、不確実になり、企業経営におけるリスクは増すばかり。
にもかかわらず、リスクに向き合うことを、誰もが無意識に避けているように見えてならない。
【リスク管理はなぜ失敗するのか】
①リスク管理を行う「インセンティブ(誘因)」がないこと
リスクを考えるより、もっと前向きなことを考えたいという、人間としての自然な欲求がある。リスクの話をするより、「こうすれば利益が上がる」という話をする方が、気持ちは高まるのだ。
②「リスクの非対称性」
リスクが現実のものにならなかった場合、リスク管理が行われたことや、そもそもリスクがあったことすら忘れられてします。つまり、リスクを管理する行為への評価がどうしても低くなる。
③「リスクを取らないことは、リターンも得られない」という誤った考え方
そもそもリスク管理とは、「リスクをよく認識し、どこまでリスクをとるのか、取らないのかを考えること」である。仮にリターンを期待するのであれば、リスク管理を行うことがその前提となる。
じゃあどうするのか、その鍵は、などにいたり、噛み砕いて書いてある。
法人においては、もちろん最近大きく取り上げられている、異物混入や、円安、世界経済、安全配慮義務、法改正など、多岐にわたる。目の前の、数字との戦いを繰り広げながら。リスク管理は、その中で、企業の継続・成長を課せられた中で、やはり重要な分岐点となる。
個人に関しては、わかりやすいのが、生命保険や、損害保険、健康管理、学び、周囲との連携・情報共有などに至る。
リスクを認識し、まさにどこまでリスクをとるのか、取らないように準備するのか、その精査は重要である。
保険の見直しの際、ライフプランをしますが、これを通すことで、何が必要で、何をどこまで準備するのか・しないのか、どの方法で対策をする事が最適なのか、全てを明らかにしていく。
リスクは万が一。
リスクでない部分は万が9999。
リスクではない部分の割合が多い。だが同時に、万が一も重要なのだ。
【その両方を、どう理想的に叶えていくのか】個人であれ、法人であれ、重要なのだ。