《本》【後生への最大遺物・デンマルク国の話】 | JAPAN【人・心・経済の豊さ】へ届けるライフシミュレーション*

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お金とライフシミュレーションについて、
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皆様こんにちは😊

あるタイミングの時に、ぜひ読んでいただきたい一冊🌸



【後生への最大遺物・デンマルク国の話】

内村 鑑三 著


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金・事業・思想、、、。人が逝く時、何を遺すのが望ましいのか。


私は子供の時から体が弱かったが、私も歴史的な人間になりたい。



ところが、キリスト教の教えを受けた時には、この欲望がなくなってきた。功名を欲することはなすべからざることだ、という考えが出てきた。



それゆえ私の生涯は前の生涯より清い生涯になったかもしれない。けれども、前のよりはつまらない生涯になった。



欲することは、下等なる考えかもしれない。しかしながら、ある意味から言えば、そんなに悪い考えではないのかもしれない、、、


(著者が、明治27年にキリスト教徒夏期学校において行った講話である)


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天国に往く時、私が地球を愛した証拠を、同胞を愛した記念碑を置いて逝きたい。

天文学者のハーシェルは「我々が死ぬ時には、我々が生まれた時より世の中を少しなりとも良くして往こうではないか」と言った。



後生へ遺すものの中で、まず大切なのは【金】である。己の子供のみならず、社会に遺して逝く。



金を溜められない者は、何を遺すのか。金よりよい遺物は【事業】である。



金も事業も残せない場合、【思想】を遺せる。



金も事業も思想も遺せない人にも遺せるものがある。それは【勇ましい高尚なる生涯】である。世の中は悲嘆の世の中ではなく、歓喜の世の中であるという考えを生涯で実行し、その生涯を世の中への贈り物としてこの世を去る。



後世のために、遺物を貯える。この心がけをもって毎日毎日進めば、我々の生涯は決して50年や60年の生涯に止まらない。



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一生懸命毎日を過ごす中で、ふとした瞬間、欲を持つことを忘れた、やめよう、諦めよう、持たない方が楽なんじゃないか。


そう思う自分に気づくことはないだろうか?



そんな時にゆっくり読んでもらいたい一冊😊🌸



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