こんばんは、幸奏です。


突然ですが、これから毎週1曲ずつ、
私が今までリリースしてきた曲について、
想いやエピソードを語る企画をスタートします!


4枚目のシングル「帰還」のリリースや、トーク&ミニライブVol.2 “Face to Face”も
決定したこともあり、ここで私がいつもどんな気持ちで歌っているのかを改めて
皆さんに知って欲しいと思ったのです😌

特にタイトルはありませんが、今回がその第1回。
もちろん、デビューシングル「吹雪」から始めたいと思います💫


では、早速書いていきますよ~!






初めて「吹雪」のデモを聴いたのは、「第1回 フライングドッグオーディション」で
グランプリをいただいて間もない時でした。

あの頃は「これから、ずっと夢見ていた “プロ”の世界でやっていくんだ!」と、
右も左も分からないまま、ただひたすらにワクワクしていて。
「私、こんなに素敵な曲をこれから自分の曲として歌えるんだぁ!嬉しい!」と
単純に喜んでいたのですが…

そんな能天気さは、この曲を歌ってみてすぐに消え去ることとなりました。

そう、この曲「吹雪」は…
難しかったのです!!笑

節回しが独特でなかなか思うように歌えず、
早くも「歌」の壁にぶつかってしまいました。


それからというもの、初めてのレコーディングやMV撮影で何度も新たな「壁」と出会い
「なんで私、こんなに何も分からないの?」と悔しい気持ちになることもしばしばありました。
(今思えば、分からなくて当たり前だったのですが😂)


でも、「壁」に負けないくらい、それまで知らなかった「感動」にも出会って。
その「感動」が、壁を乗り越えるための大きなパワーに繋がったのだと思います。


特に、TVアニメ「艦隊これくしょん -艦これ-」のEDテーマソングとして
初めてアニメの最後にこの曲が流れた時と、発売記念イベントで初めて
応援してくださるファンの皆さんの声援が聞けた時は、オーディションで
グランプリをいただいた時よりもさらに「人生が変わった!」と感じました。

本当、忘れられない瞬間だ。











思い返せば返すほど、私はこの曲と一緒に成長してきたんだなって、感慨深くなります。



「自分の弱い部分と向き合って前に進んでいくんだ!」という決意を込めて
いつもこの曲を歌っているのですが、
歌うシチュエーションによって微妙に表情が変わるんです。

ライブの冒頭で歌うと「ファンの皆さんへ、この思いよ届け!」という気持ちが
強く前に出た歌い方になるし、最後に歌えば「さぁ、次へ進んでいこう!」
という明るさを解き放つような歌い方になります。

これからもその時にしか歌えない「吹雪」を皆さんに届けたいです。



次回は、「吹雪」のカップリング曲「Meaning」について語ります。
ぜひまた読みに来てくださいね!



西沢幸奏