「なんであなたにそこまで言われなきゃいけないの?」とか「あー、色々なことを全部を理解してもらうことなんて無理なんだな」と思ったり、「ただただ虚しい」と思ったり、そういうことがあった時に「絶対に私は悪くない」と我を張る時間はとても大事だと思うのです。大人げないと思ってても、そこで簡単に「いや、私が(俺が)悪かった」って、言っちゃいけない時っていうのもあったりします。だって、それだけ他の人に理解されない中で頑張ってきた自分がいるわけだから。

 

でも、そんな頑な心の中を、秋風がヒューっと吹くように、心の中に一筋の風が流れることがあります。

 

そういう時は

 

「あー、でも確かに自分も悪いことをしたな」

 

と、自分の非を認める気持ちが出てくることもあります。

 

そういう時は、「頑な」をちゃんと残しつつ、「あー、悪かったかも」という一筋の秋風を心の中に残しておくことも大事なんじゃないかと思います。

 

「頑な」は残しておいて良くて。

 

心って、「頑な」とか「謝った方が良いのか」とか、そういう「どっちか」が100%にはしようとしなくても良い気がします。

風が一度吹いたら、そこから違う展開になっていくこともよくあるから。