こんにちは。しいたけ.です。今回は『しいたけ.の12星座占い 過去から読むあなたの運勢』(KADOKAWA)出版を記念して、各星座ひとつずつ、本の中で僕が特に気にかけた一文を抜粋し、それを紹介していく企画をやりたいと思います。どうぞ本と共に、お時間がある時にでも読んで頂けたら幸いです。

 

あなたは計画通りに物事を進めるのが得意なほうでもあります。「もうやるって決まっちゃったんだからさ、やろうよ。ダラダラやってもしょうがないよ」と言うタイプ。蟹座はダラダラされるのをかなり嫌います。もちろん、自分自身もダラダラしますし、他人のダラダラを積極的に受け入れることもあります。でも、「今これ、みんなの時間なんだよ? あなただけの時間じゃないんだよ?」という時間にダラダラされるとかなりムカつく。「今何タイム?それ今やらなきゃいけないことなの?」とあなたはよく尋ねます。

 

「やる時はやろうぜ。でも、これが終わったら家に帰ってパンツ一丁でダラダラしまーす」という鉄の掟で生きている蟹座なのですが、2019年に関しては「脱真剣」みたいな現象が起きてきてちょっと悩むのです。

 

 

『しいたけ.の12星座占い 過去から読むあなたの運勢』(KADOKAWA)、p.62-63 あなたの現在〈2019年は?〉より

 

この2019年という年を見た時に、蟹座にとって今この1年というのは今後の人生におけるかなりの分岐点になってくると思います。

 

というのは、この本にも書いたのですが、2019年という年は、蟹座にとって「ひとつの大きな恩返し」が終わる時期でもあるからです。

 

あなたは自分を育ててくれた環境、人、そして、未熟だった頃の自分を忘れない人です。

 

だから、新しいことにチャレンジする時や「あなたこういうこともできるんだ。すごいね」と自分に良い評価を与えられても「まだまだ油断はできないぞ」とすごく慎重に自分を完成させようとしていきます。

 

蟹座ってどこか

 

「今回はたまたま運が良かったに過ぎない」

 

とか

 

「今回はたまたま自分の良いところが出たに過ぎない」

 

とか、自己評価に対してかなり慎重なところがあるのです。だから、ある物事が成功して、すごく浮かれて「いやぁ、良かった。安心」と言って気を抜く蟹座ってあんまりいない。

 

だからこそ、あなたは注意しないと「常に連続して緊張感を保っている」という状態になっていたりします。

 

蟹座の人生にとって「この人とかこの場所だったら自分のマヌケな姿も出せるんだよなぁ」というスペースや時間を確保することはマストになってきて、そういう意味でも2019年は「ここから、OFF!パンツ一丁タイム!」と自分を切り分けることの必要性を実感しています。

 

今年、もし「景色を変える機会」があったら、思い切ってチャレンジしてみて下さい。

 

これは別に大げさな意味ではなくて、「旅行行くなら、どうせなら行ったことがないところに行ってみようかな」とか、そういう「この選択に、自分自身が驚く」という方向のものを選んでみる。

 

いずれにせよ、今年から来年にかけてあなたは「恩返しの時間は終わり、新しく自分をチャレンジしていきたい分野や世界」に対して必然的に、そして積極的に足を踏み入れていくことになります。

 

だからこそ、臆せず、すべての物事に対して「わー、こんな世界もあったんだ!」と驚いてみる心境で。

 

 

 

 

そんな蟹座の皆さんを応援する気持ちで書きました。もしよろしければ手にとってお読みくださいませ。