国生み神話にある大島は海人族の島

周防大島(屋代島)は記紀の国生み神話に出て来る島と言われている。山口県と愛媛県の間にあり、平郡島の北、倉橋島の南にある。長屋王の封戸(荘園の類い)が大島にあったことが出土した木簡の記録から判るとか！

長屋王の母方の祖母は蘇我氏(海人族安曇氏)、父方の祖母は宗像氏であり、海人族のルーツを持つ皇族であり、周防大島に封戸を所有していても当然であろう。

中央が周防大島町(屋代島)

参考

① 周防大島とは

② 長屋王のルーツ、母が御名部皇女、祖母が蘇我氏

③ 長屋王のルーツ、父が高市皇子、父方祖母が尼子娘(宗像徳善の娘)

④ 尼子娘が宗像徳善の娘

⑤ 国生み神話では大島は大ハ島の次に生まれた

⑥ 周防大島(屋代島、参考)

⑦ 平郡島も海人族安曇氏(平群氏)の島であった(参考)

⑧ 封戸とは

蘇我氏の土地を取り上げて分配した時の名目が公地公民、班田収授法であった(参考)。封戸とは分配された公民の戸のことであり、645年(乙巳の変)以前は蘇我氏の所有地の民の家(戸)であったと思われる。