一日のカロリー摂取量は守っても、夕食に多くカロリーを摂りすぎていませんか?忙しい朝やお昼はついつい軽く考えてしまいがちです。夜はホッとして、晩酌しながら食事するのは楽しい時間です。しかし、食事時間が遅くなると気になることがあります。
特に、糖尿病の方は要注意です
朝食前血糖値、中性脂肪、レムナントコレステロール値が上昇します。
*レムナントコレステロールとは
血中でリポタンパクリパーゼなどの酵素により代謝された正常なリポタンパク以外の「残りのリポタンパク」のこと。この値は、健康な人は直ぐに代謝してしまいますが、メタボの場合は増加します。
*レムナントコレステロールを測定する意味は?
糖尿病患者の場合、朝食前以外は1日中高レムナント血症を認めるため、より正確に動脈硬化のリスクを評価するため。
カロリーの摂取量は同じでも、食事時間を変えるだけでこれらの数値を下げることができます。
食べ方の工夫
一番エネルギーを使う朝食はしっかりカロリーを摂ること。
昼食も腹もちのよいごはんなどを食べるようにします。ここまでで、7割ぐらい摂取するとします。
残り、3割を夕食に持ってくるのはどうでしょうか?
お酒を飲む方は、つまみ程度で十分です。
夜の食事量を減らすと、朝はお腹がすいているのでもりもり食べられます。
夜、食事する時間が遅い場合の工夫は、間食です。夕方少し食べておくとよいです。
おにぎりやパンなど軽く食べておくのです。
すると、遅くになってもお腹がすきすぎてドカ食いしなくて済みます。
私も夜は夜間診療で食事時間はかなり遅いです。
夕方に少し食べておくようにしています「。腹が減っては戦ができませんので。」
間食は、ダイエットにはよくないと言われますが、程度問題です。
分食という考え方で、ドカ食い防止策です!
帰宅後は、軽くつまみだけのときもありますし、うどんなど麺類を食べます。
食べ過ぎに注意しています。
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