そう、心がどんどんマヒしていって
何が好きで何がキライかわからなくて
自分がどこにいるかわからなくて
上司の言葉に従い続ける毎日でした。
自分で作った資料を
上司に見せたら「修正せよ」と言われ
指示に従って
３日かかって修正し
社長に見せたら
また「修正せよ」と。
社長の指示通りに直したら
僕が上司に提出した
最初の資料に元通り(笑)。
ナニコレ(笑)？
上司の修正指示はなんだった？
これは「仕事」か？？？
ただの暇つぶしじゃないのか？？？
こうなることがイヤだから
最初に社長に根回ししてから作業に入る。
そんなことばっかりだから
仕事の大半は
根回し、根回し、根回し・・・・・
いいですか？いいですか？いいですか？
自分の直観じゃなくて
誰かの意見を確認して従い続ける毎日って
ホントしんどかったな・・・・・
もちろん、こうなった原因は
僕がいい人やってたから
なんですけどね(笑)
そんな状況の中でも
自由で幸せな人生に対するあこがれは
捨てきれませんでした。
「夢はかなう」って言葉がキライになるくらい
夢を持つことが苦痛でした。
だって、夢なんかもったって
目の前の現実が変わらないから。
夢なんかもったって
現実のはざまで身がちぎれるほどもだえ苦しいだけだから。
夢なんか、あこがれなんか
捨て去ってしまった方が
目の前の現実をやりすごすには楽なのに
夢なんかなければこんなに悩まなくて済むのに
だから
夢を捨てて、捨てて、捨ててって、てやった。
何度も捨てたのに・・・・
夢は絶対に戻ってきた。
どうしても、心から切り離せなかった。
だから、夢を心に持つんだけど
やっぱり現実は変わらなくて
現実を変えようとすると
「現実逃避」「逃げ」「弱い」
という誰かの声が聞こえてきて
やっぱり何もできず・・・・・
夢をあきらめることもできない
夢に向かうこともできない
中途半端なダメ人間だと
何度も、何度も
「自己卑下」というハンマーで
自分のアタマを殴ってました。
そんな時何とか救われようと聞いてた曲が
CHEMISTRY の 約束の場所
CHEMISTRY「約束の場所」
作詞・作曲 槇原敬之
無理かもしれないように 思えても僕は
一番叶えたい夢を 夢に持って生きていくよ
日が暮れたのに気付かず夢中で 頑張って
できるようになった逆上がりも あの頃の僕の大事な夢だった
どれだけ時間がかかっても 夢を叶えるその時まで
あくびも急かすこともせず 未来は待ってくれていた
夢は時間を裏切らない 時間は夢を決して裏切らない
その二つが ちょうど交わる
場所に心が望む 未来がある
夢を携えて目指す その場所に
僕がつけた名前は 約束の場所
いま、僕は
まさか、まさか、まさかが連続して
1年前に夢見ていた場所にいます。
ここは「約束の場所」です。
だからって、「夢をあきらめないで」とか
「夢はかなう」みたいなことを
安易に言いたくありません。
だってその言葉が時にとてもつらかった経験があるから。
でも、もし、あなたの中にある夢が
捨てても、捨てても、捨てても
何度も戻ってくるようだったら
それはあなたの「約束の場所」への
コールサイン。
そして、その
「約束の場所」
には
いまの自分では考えつかない
「まさか」
が連れて行ってくれる。
そう
まさかはありえる
のです。
これを声を大にして言いたい。
まさかは起こります。
まさかは起こるんです。
そして、まさかは起こせます。
※まさかの起こし方の概略はこちらに書きました。
もしあなたの目の前の状況が
辛く、苦しくても
大丈夫。
きっとあなただけの
「約束の場所」が現れます。
最後にもう一度、声を大にして言います。
まさかはありえる！
SHINGO
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