pupsaveがいっぱいに(2) の続き
Gdmapなどで pupsave 内を調べてみると、/root/.opera 以下や /root/.mozilla 以下など、/root の下に「.」(ドット)で始まるフォルダに大きな ファイル群が目立つことがあります。
これらはたいていアプリが使う設定ファイルやキャッシュです。/root/.opera は Operaの、/root/.mozilla は SeaMonkey や Firefox が使うフォルダ、/root/.cache はそれらが使うキャッシュです。この他にもいろいろなアプリが /root 以下のいろんな場所にフォルダを置いています。多くは「.」(ドット)で始まる隠しファイルとなっています。パピー標準のファイル・マネージャ ROX-Filer ではメニューバーにある目玉アイコンを左クリックで表示/非表示を切り替えます。
キャッシュの制限
キャッシュは削除しても問題はありませんが、使っているとまた増えてしまいます。それぞれのアプリでキャッシュの量を制限するなどの設定変更が必要です。ブラウザなどの設定についてパピーリナックス日本語フォーラムの
FAQ:ブラウザを使っているとpupsaveがすぐいっぱいになってしまう。 をご覧ください。
/root/.opera/mail、/root/.mozilla/seamonkey/*.default/Mail にはメールが格納されます。メールには大きなファイルも添付されていたりするので、pupsaveをすぐにいっぱいにしてしまいます。メールボックスを /mnt/home/Mail などに移動するか、次に紹介するポータブル・アプリを使うなどしえください。
詳しくは→ パピーリナックスのメールソフト
ポータブル・アプリ
とくにブラウザなどで何気なく使っているとpupsaveを肥大化させてしまうことがあります。これを避けるのにパピー用に開発されたポータブル・アプリの使用をおすすめします。
関連記事: ブラウザのインストール
あるいは日本語フォーラム内の次の記事を参照ください。
ポータブル Web ブラウザ
ポータブル Wine
ポータブル Gimp