どうも、酒のしのぶや三代目店主の佐藤浩一(@saketen51)です。

今日11月1日は本格焼酎の日だってご存知でした?

ってことで本格焼酎について少しだけ書きておきたいと思います。

 

まず、なんで11月1日が本格焼酎の日なのか?

ネットで調べたところ

昭和62年9月、日本酒造組合中央会は11月1日を「本格焼酎&泡盛の日」に制定しました。
毎年8~9月頃仕込みが始まり、その年の「本格焼酎ヌーボー」すなわち縁起のよい新酒が飲めるようになるのが11月1日前後だということから、その日に決まりました。
また全国の土地神様が出雲大社に集まるため留守になるので10月を神無月といいますが、11月1日は神様がお国へ帰るめでたい日に当たり、本格焼酎が毎年新しい芽を出す節日としてふさわしいといえます。

(本格焼酎と泡盛より抜粋)

ってことらしいです。

まぁ簡単にいうと11月1日近辺に新酒が出荷されるからということで、日本酒造組合中央会が制定したんだそうです。

 

そんな本格焼酎の飲み方としてはロック・水割り・お湯割がありますけど、一手間かけるだけでさらに美味しくなるのをご存知ですか?

 

水割り編

特別なことと言ってもいつもの割合の水割りを作って一晩寝かせるだけなんです。

いつも通りの水割りだと分子同士がぶつかり合うらしく、一晩寝かせることで水の分子とアルコールの分子が混ざり合い普段の水割りよりもまろやかに感じるようになると思います。

これを『前割り』と言います。

 

お湯割編

お湯割もグラスに注ぐ時のお湯と本格焼酎の順番に気をつけてくださいね。

順番としてはお湯を先に注いでから本格焼酎を注ぐんですけど、これには理由がありまして本格焼酎を先に注いでからお湯を注ぐと、本格焼酎の最大の魅力である血液中に出来てしまった血栓を溶かしてくれる香り成分がとんでしまうんです。

なのでお湯を先に注いでから本格焼酎を注ぐようにしてください。

更に上級者になると上記で書いた『前割り』を燗して飲む『前割り燗』という方法です。

これもまろやかな味わいになり今まで飲んでいたお湯割とは違って感じると思います。

 

 

以上一手間かけるだけでいつもの本格焼酎が更に美味しく飲める方法ですが、飲食店さんに行ってこれを試すのは難しいので、やっぱり自宅でお試しください。