昔では考えられなかった商売の仕方になってきているのは事実ですね。
酒屋の佐藤浩一改めドカベン山田太郎@saketen51SNSがある事によって注文がSNSで入り、お店の在庫状況を写真で送れ、飲み方の提案もリアルタイムでできる。そんな商売の仕方になるなんて昔は思ってなかったし、SNSのおかげで全国のお客様と繋がる事ができる。そんな楽しい時代に商売ができるなんて素敵だ! #SNS #商売の仕方
2016年11月26日 14:37
僕が自分の店を継ごうと思って入ったのが今から22年前でした。
それまでは2代目店主が酒ディスカウントのお店としてやっていて、家族3人で人口2万3千人の小さな町で最盛期には年商2億7千万あったそうです。
コンサルタントの人が言うには当時のお店の規模で当時の商圏では限界の数字だったそうです。
その当時のやり方としたら問屋さんから多く仕入れて単価を下げてもらい販売価格を他店よりも1円でも下げ、更に新聞折込を入れて通常価格よりも値下げをする。
いわゆる超薄利多売のやり方で『他店には負けられない』と言う考え方だったので、当時の酒屋さんの集まりなんかに行っても上っ面だけの付き合いで隙あらば足の引っ張り合いのような感じでした。
でもその当時はそのやり方しかなかったんだと思います。
他店の価格を気にして1円でも安く売ることに全力を注いでいたんだと思います。
その時の商圏なんて本当に地元の人達と隣接する町の人達だったので、一度に巻く新聞折込経費としては30万くらいかかっていて、売り出しの価格で30万円をペイするのに一体いくら売らなきゃいけないんだろうって感じです。
しかもお得意様の飲食店さんには『〇〇酒店はお宅より〇〇円安いんだけど、値段下げないなら向こうから買うようにするからね』なんて脅され、泣く泣く価格を下げるなんてこともしていたようです。
僕が店に入った当時もそんなようなことは続いていました。
だから仕事がつまらなくてつまらなくて嫌でした。
そこから方向転換をし自分のスタイルを変え売り上げは下がりましたけど、それと引き換えに仕事の楽しさを手に入れたんです。
自分で探した誰も知らないけど本当に美味しいお酒をお客様にご説明して買っていただいて『美味しかったよ』って言葉をかけてもらえる楽しさ・歓びを手に入れたんです。
今はいわき市に移転して浪江町の時よりも更に縮小して『自分の好きな日本酒と本格焼酎、それとビールは売ってないのに児島ジーンズは売ってる変な酒屋』として、いわきでも場所がわかりづらくナビで来ても本当にココでいいの?って道路を入っていく感じなのに、SNSで発信してSNSで繋がったお客様がわざわざ遠方からもいらしてくれたり、一度も会ったことがないのに僕のオススメするお酒を信用して買ってくださったり昔では考えられなかった商売の仕方に変わってきました。
何も特別なことをしたわけじゃないんです。
ただSNSでコミュニケーションをとって自分が楽しんでいただけなんですけど、それが繋がった会ったこともない話したこともない友達から注文が入ったり、その友達がまた発信してくれることで新たな繋がりができて注文が入ったりしたんです。
確かにSNSが合うか合わないかはあると思いますけど、僕はやっていて凄く楽しいので自分では合っているんだと思います。
そのSNS上で繋がりができた人達に会いたくなって会いに行ったり、そこでまた楽しいことをしたりそれを発信したり、SNS上での付き合いもリアルでの付き合いのような感じになってきてるんですよね。
そうやって【楽しい】が連鎖していって繋がりが増えて友達が増えて、その友達が僕を信用して買ってくれる。
そんな商売のあり方に変わってきているんだって今では実感しています。
そして今はSNSでお酒を発信するとそれを見て繋がっている人達から注文が入ったり、今のオススメを聞かれた時に電話だとわかりづらいことも写真ですぐに送ってリアルタイムでやりとりして注文が入ったり、買っていただいたお酒のオススメの飲み方とか保存方法なんかもリアルタイムでやりとりができてしまうんです。
今までは営業時間内に電話でやり取りをしていたことが、極端な話24時間いつでもどこでもリアルタイムでやりとりできてしまうんです。
ぶっちゃけた話ご飯を食べていてもテレビを観ていてもトイレに入っていても接客ができてしまう世界になってきたんです。
凄い世の中になりました!
でも楽しい世の中にもなりました!
やるかやらないかは個人の自由ですけど僕はSNSをやって本当に良かったです。
そしてその楽しさを見つけられたのはエクスマ主宰の藤村正宏先生の講演を去年の5月下旬に聞いたからです。
だから僕は今年エクスマ実践塾にも入塾し更に色々と教わりました。
自己流でもできないことはないですけど、単発セミナーでもエクスマ実践塾でも一度エクスマに触れてみることを僕はオススメします。
エクスマは常にアップデートしているので最新のエクスマに触れ続けて、僕はこれからも学んでいきたいと思います。